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転生者とマテ娘と日常?
謎と疑惑と入学式と
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「いてぇ…」


あれから俺を殴り飛ばした犯人に説教をし、皆で朝食を食べ家を出た。


「確かにそれはレヴィが悪いですね。今日はおやつを抜きにしましょう。」


俺の隣で歩きながら罰を口にしたのは三崎シュテル。どこぞの白い悪魔さんにそっくりだが、彼女と違いシュテルはとても落ち着いている。因みに頑固な所はそっくりだと言ったとき、物凄い勢いでオハナシをさせられた。何でだ?


「我もシュテルと同じだ。勝手に部屋に入って殴り飛ばすとは何事だ。」


憮然とした態度で腕を胸の前で組むこの独特なしゃべり方の少女は三崎ディアーチェ。
最初に出会った時は、我を崇めよ!讃えよ!等と言っていたが、今はそんな事はない。
俺と一緒に台所を支える、良きパートナーだ。



「ひ、酷いよシュテるん!王様!だいたい王様がアキラを起こしに行けって言ったんじゃないかー!」



自分が責められ納得がいかないと言わんばかりに抗議をするのは三崎レヴィ。
俺達家族の元気っ子担当であり、やんちゃ盛りな子である。
因みに一番発育が良い。ここ、重要だからな?



「あーもー!折角の新学年なんだから喧嘩すんなよ!俺はもう気にしてねぇから!な?」
「ん…アキラがそう言うなら、気にせぬことにする。」
「はい、わかりました。」


素直に頷いてくれるシュテルとディアーチェ。


「アキラー!アキラなら助けてくれるって思ってたよ!ありがとー!」


ぎゅむっと後ろから強く抱き付くレヴィ。
勿論二つのお山が背中に当たるわけで…。するとディアーチェは此方を睨んできた


「あのー、ディアーチェさん?どうしてそのような怖い顔してるんでしょうか?」
「アキラ。お前もおやつ抜きだ。」
「ちょ!?何故俺まで!?ってかレヴィも離れろ!」


抗議をしながらレヴィをひっぺがす。
むくれるレヴィを尻目に、俺はさっきから黙って思案しているシュテルに話しかけた。


「シュテル、考え事か?」
「はい。確かナノハ達も聖祥大附属でしたよね?」
「ああ、小学生の時から一緒だからな。それがどうした?」
「いえ、エスカレーター式の学校なら、ナノハ達も居ますよね?良く良く考えれば、私達と会うのは不味いのでは…」


「……あ。」


忘れてたー!そうじゃん!あいつらと同じ学校ってマジ不味いじゃん!


「い、今からでも別の学校に編入を…」
「落ち着くのだアキラ。今から出来るものでもあるまい。」


慌てる俺に見かねたディアーチェが突っ込む。


「ナノハ達に聞かれたら、私達はアキラの遠い親戚と言うことにしましょう。」
「まあ、それが一番であろうな。」
「幸い僕たちにはリミッター着いてるから、
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