20部分:第三幕その三
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」
「自分ではいいことをしていると思っているんだ。始末が悪い」
こうした人間は実在する。いずれは大変なことをしでかして破滅するのが常であるが。
「まあ放っておけばいい。近寄らないでな」
「わかりました」
「やあやあ」
そこにアルフレートがやって来た。
「フロッシュ君、飲もう」
「あれ、出て来られたのですか」
「一人で飲んでも面白くないからね」
彼は述べる。
「だから」
「じゃあ」
それに応えようとしたところでベルが鳴った。
「あれっ」
「またか」
また来客であった。今度は奥方であった。宴の場のドレスのままやって来た。仮面は外している。
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