神からの捧げ物
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神とは、すべてを作り出した者。
その者と同じ力を持つ子の事を
奇跡の子と言うこと。
「イシス〜!学校行きなさーい!」
「はーい!」
私は、神ノ木イシス。
不思議な名前だよね。
それには、理由があるんだ。
「おぎゃーおぎゃー」
「うまれましたよ!」
「これは!」
私が生まれたとき、胸元に、神を表す、ユリのアザがあったと言う。
そのときは、ユリのアザがある子供は、「神の力」があると言う
言い伝えがあるらしい。
でも、私は何事もなく、無事に育ったから、
何かの間違えとして処理されたらしい。
今は、アザも消えている。
「おはよー!」
「おはっ!」
この子は、幸村アマテ。
この子にも、神の力があるとか...
この子は、首もとにある。
あたしと違って、ちゃんと、アザも残ってる。
みんな、いつものように、たわいもない話をしてると
グラッ
「キャー!」
急に大きな地震が!
と、その時。
「建物が崩れるぞー!逃げろ!」
「えっ?」
ガタガターン
「うっ...ん...!!」
私は、机の下敷きになりそうなと頃で、間一髪だったが、
隣を見たら、アマテが私の代わりに、下敷きになっていた。
「アマテ!アマテ!
そんな...やだ!死なないで!アマテ!アマテー!」
その時、周りが、明るくなった。
「力を貸してあげましょう。」
その瞬間、私の前に現れたのは、神、イシス、その横に白虎。
白虎は、アマテの上に被さってた、机を退かし、
イシスが、傷を癒してくれた。
「後は自分の意思でやりなさい。」
そのまま、イシスと白虎は消えていった。
そのあと、私とアマテはなんとか脱出。
だが、まだ、気づいてなかった。
この地震は、自然的に起こったものではないこと。
そして、これから、
私とアマテに試練が待っていたことを。
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