第3試合
【第3試合】 VS幼女超人キン肉マンデヴィリンス(2)
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勢いでわぁんわぁんと泣きじゃくっていた。
「うわあああああん! ごめんなさいぃぃ! ごめんなさいですぅぅぅ!」
「悪い子だ! 悪い子だね! 悪い子だわわ! おまえって子は勝手なことをして! 本当に悪い子だ! 悪い子だね! 悪い子だわわ!」
現役時代のサンシャインを彷彿させるほどの巨体を誇る、メイド服を着た老女。
ミーノはたくましすぎる巨老メイドに抱きかかえられて、激しく尻を叩かれていた。
“ずばぁんッ! ずばぁんッ! ずばぁんッ! ずばぁんッ! ずばぁんッ! ずばぁんッ! ずばぁんッ! ずばぁんッ! ずばぁんッ! ずばぁんッ!”
「いにゃあああああああああッん! ご、ごめんなさいなのですぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!」
ミーノはパンツを下ろされて生尻をさらしながら、巨老メイドに尻を打たれまくっている。
あまりの痛みに耐えきれず、ミーノは涙を流し飛ばしながら、ばたばたと暴れている。
「ミーノや! お仕置きだわわ! こんなにも大王様を心配させてからに! 大王様だけじゃないよ、キン肉王宮のみんなが心配していたんだわわ!」
ずばんずばんと尻を叩く打肉音が、幼稚園外にまで響いている。
叩かれすぎたミーノの尻は真っ赤になり、薄ピンク色に発光していた。
「ごめんなさいですぅ! で、でも、テーバ様、ミーノはいつもいつもみんなに、多大な迷惑をお掛けしてばかりで……だからどうしても、力になりたかったのですぅ! ミーノはお世話になっているキン肉王宮のみんなに、恩返しがしたかったのですぅ!」
テーバと呼ばれた巨老メイドは尻を叩く手を緩めることなく、容赦なく尻を叩き続ける。
「いい子だ! いい子だよ! いい子だわわ! その気持ちは嬉しいだわわ! いい子だ! いい子だよ! いい子だわわ! だがねえ、だからって自分勝手なことをして、みんなに心配を掛けさせてたら世話ないんだわわ! やっぱりおまえは悪い子だ! 悪い子だね! 悪い子だわわ!」
非情なる尻叩きは、終わりなく続く。
そんな修羅場真っ最中なミーノの元に、いつの間に正気を取り戻したのか、キン肉マンが寄り添っていた。
「テーバよ、もうそのへんで許しておやり。ミーノも反省しておるようだし」
「だまらっしゃい、スグル坊! これはあたしらお世話係の問題なんだわわ! 余計な口出しするんじゃないだわわ!」
「おわぁ! そ、そんな青スジたてて怒らんでもよろしいがな……」
テーバに怒られてしまったキン肉マンは、身体をスケール20分の1ほどの大きさにまで小さくして、ぶるぶると震えながらマリの後ろに隠れてしまった。
「んのう、テーバは儂が赤子だった頃からの、儂のお世話役だったでのう……今まで戦ってきたどんな悪行超人どもよりも、儂はテー
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