第3試合
【第3試合】 VS幼女超人キン肉マンデヴィリンス(2)
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てた顔をしている。
“………………キィィィィィイイインッ! ずごおおおぉぉぉおおお!”
突然、耳をつんざくような高音と、腹が押し潰されそうな低音に襲われる。
そしてその直後、幼稚園ごと引っくり返りそうなほどの大揺れがふたりを襲う。
「きゃわあああぁぁぁあああッ!」
ふたりは浴槽内で抱き合いながら、突然の異変に悲鳴を上げる。
「うおおぉぉおおい! ミーノや! どこじゃ!? どこにおるんじゃい?! ミーノや!」
どたどたと廊下を踏みならす音が聞こえる。そしてミーノを探している様子の、男の声が聞こえる。
「ここか?! ここにおるのか!? ミーノや!」
いきなり風呂場の扉が開けられた。そして高貴で下品な装飾品と衣服に身を包んだ初老の男が、興奮気味に風呂場に入ってきた。
「おおおおおおッ! ミーノや! こんなところにおったのか! 儂は心配で心配で、心配しておったのじゃぞぉ!」
女しかいない風呂場に、招かれざる男が乱入。
あろうことか裸の娘ふたりに向かって、男が突っ込んでくる。
しかも両腕を開いて、ミーノに抱きつこうとする。
「きゃあああああぁぁぁぁぁあああああッ!」
凛香とミーノはきゃあきゃあと騒ぎ立てる。
そして少女ふたりは叫び上げ、鼓膜が破れそうなほどの高音が男の耳を襲う。
更にミーノは男に向かって、湯をぶちまけた。
音攻めと水攻めを喰らった男はひるんで、その場に立ち尽くす。
「おわぁ! な、何するんじゃい!」
「何をする! は、こっちのセリフだよお!」
凛香は怒っていた。アシュラマンの怒り面が笑い面に見えてしまうほどに、凛香は顔を怒りで染め上げる。
そして凛香は弾丸のように、湯船から勢いよく飛び出した。
凛香は空中で身をひるがえし、そのままヒップアタックを男の顔に喰らわせる。
「48の殺人技のひとつ、マッスルヒップスーパーボム!」
マッスルヒップスーパーボム肌色モードとでも言うべきか、凛香は生尻のまま、尻を男の顔に打ちつけた。
「ふぐおおおぉぉぉおおおッ!」
生尻アタックを喰らった男は鼻血を噴き出しながら、後ろに向かってゆっくりと倒れていく。
凛香はすかさず身を反転させ、今度はフロント首4の字をきめる。
男の顔は凛香の生の太ももで締めあげられ、そして顔面は凛香の下腹部に押し潰される。
「ぬふぎょおおおぉぉぉおおおッ!」
尋常ではない量の血液が、男の鼻の穴から滝のように流れ出る。
凛香は下腹部に生温いどろりとしたものを感じながらも、男の頭を掴んだ。
そして凛香は男に体重をかけ、男を後方に向かって倒し込む。
「48の殺人技のひとつ、マッスルメンズブランディング!」
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