暁 〜小説投稿サイト〜
ヴァレンタインから一週間
第16話 彼女の和室で眠るのは?
[12/12]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
終わってから、帰りにここに寄らせて貰います」

 そう和田さんに挨拶を行う俺。
 おそらく、今日中には、有希の代替の新しい部屋と言うのが準備されると思いますから。

「ええ。お待ちして居りますよ。多分、私以外の皆もね」

 今度は引き止める事も無く、和田さんがそう答えた。
 そして、その言葉に対して肯定するかのように、彼の右隣に腰掛けていた少女がコクリと小さく首肯く。

「それでは、行って来ます」

 そう、別れの挨拶……いや、まるで出掛ける際の挨拶を行った次の瞬間、
 俺と有希の姿は、その場からは消え去っていたのでした。


[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ