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もう一人のアルフィミィちゃん
ふははは、これが冥王の力ですの! 我が艦は圧倒的ですの!
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 エアロゲイターの母星へと直接転移したら、あら不思議ですの。敵さんのど真ん中、ピンポイントですの。周りには10万を軽く超える大艦隊がこちらを取り囲んでますの。どうやらこちらの転移反応を確認していたみたいですの。というか、これってひょっとして地球への増援部隊ですの?

「敵、母星に転移完了。囲まれています。敵母星より通信が来ましたが、どうしますか?」

「返信は馬鹿め」

「分かりました。馬鹿め。繰り返します。馬鹿ばっかめ」

あれ、なんかちょっと違うですの?

「敵、艦隊より高エネルギー反応、多数」

10万を軽く超える大艦隊の砲撃がこちらに着弾してきますの。

「次元連結バリア展開ですの」

「了解。次元連結バリア展開。着弾を確認。損耗6%…………戦闘行動に支障無し。エネルギー充電を開始…………エネルギー変換率40%、60%、80%、100%。エネルギー充電完了。隊長、殲滅しますか?」

「やっちゃうですの!」

「了解。烈光の剣を展開。エネルギーバイバスを作成。短距離転移準備開始。これより、敵艦隊のど真ん中に転移します」

「お任せですの。冥王戦艦の力をとくと見せて差し上げますの」

「了解。ゴルンノヴァ、転移」

軽い振動が走ると、包囲していた大艦隊の隊列の隙間へと転移しましたの。

「次元連結バリア展開解除。空間レンズを展開。微調整終了。烈光の剣、全弾発射」

ルリちゃんの言葉によって、ゴルンノヴァに取り付けれている無数の眼のような発射装置が開かれて、そこから烈光の剣と呼ばれる超強力なレーサーが無数に放たれ、それを空間レンズが拡散させていくですの。そして、さしたる抵抗も無く、敵艦を纏めて数艦から数十艦貫いて沈めて行くですの。沈んでいく艦は他の艦にぶつかって爆発したりとさらに被害を増やして行きますの。

「8805艦撃沈。敵艦隊より砲撃を確認。短距離転移を開始します」

どうやら、敵さんは味方もろともこちらを滅ぼす気ですの。でも、転移すればどうという事は有りませんの。

「転移完了。烈光の剣」

またも盛大な花火が上がりましたの。もう、連射しまっくてるですの。

「敵艦隊より、パーソナルトルーパーっぽい部隊が多数出撃してきます」

パーソナルトルーパーかはわかりませんが、ジュデッカが多数…………数百機は出ているですの。

「おやおや、無駄なあがきですの」

綺麗に烈光の剣に貫かれて撃破されていくですの。というか、この弾幕を突破できるとでも思っているですの?

「重力の変化を確認。転移してきます。逃げます」

「はいはいですの」

短距離転移で敵艦隊の上を取って、ルリちゃんは一言言ったですの。

「主砲、次元連結砲発射」

前方に巨大な
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