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SAO~dead line~
第7話〜初陣!!〜
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扉が開き暗黒の世界が目の前に広がる。

「これがボス部屋?真っ暗で何も見えねえじゃねえか」

そう言いながら俺たち一行は一歩ずつ歩んでいく。

そして扉から十歩あたり進んだあたりで異変が起きた。

「!!!」

急に部屋の周りにある松明(たいまつ)に火がつき、部屋全体を明るく照らし始めた。

「・・・あれが」

その先に俺たちが目にしたのは・・・・・巨大な仏像だった。

それを目にした瞬間・・・・俺たち以外のプレイヤーは腹を抱えて笑い始めた。

「「「「「アッハハハハハハハハハハハハハ!!!」」」」」

その笑い声は部屋中に広がり・・・・・仏像が動き出した。

仏像は30m程あった距離を一瞬で詰め、1人のプレイヤーに向かって拳を振り下ろす。

さっきまで笑っていたプレイヤーがそんな攻撃に反応できるはずがなく、潰される。

そのプレイヤーのHPバーはみるみると減っていき・・・・消滅した。

「なっ!!一撃・・・!」

ここにいる全てのプレイヤーは固まった。体が本能的に逃げろと叫んでいるようだった。

ここにいたら殺される。そんな恐怖がプレイヤー達を渦巻く。

すると一人のプレイヤーが唐突に動き出した。

「・・・い・や・・だ・・・。嫌だ!死にたくない!!」

それがきっかけとなり一気に崩れ出す。

「うああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「化物ぉぉぉぉぉぉ!!!」

「死にたくねえよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

「ママぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「俺も殴られたいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

いろんな叫びが聞こえる。まあ、最後のは気にしないでおこう。

そして、俺たちの隊列が崩れ、残ったのは俺たちのパーティーとディアベルのいるパーティー、

巨漢の男がいるパーティー、ギザギザ頭のいるパーティーの4つのパーティーだけだった。

「これ、だけ?」

俺たちは絶望の淵に立たされた。これだけの強さを誇るボスにたった18人で挑まなくてはならないの

だから。

「絶望に浸ってる暇は無いぞ!俺が指示するからみんなその通りに動いてくれ!」

元々リーダー的存在だったディアベルはこんなことに挫けることなく攻略を続ける意志を見せる。

「で、でも・・・・」

しかし、いきなりの展開について行けないプレイヤーは戸惑いを見せる。

「ここで退いたらこれから上手く攻略することはできない!」

ディアベルの演説は続く。

「だから・・・・開放の日のために戦おうじゃないか!!!」

その言葉に突き動かされるのに、そう時間はかからなかった。






「A隊B隊は側面に回り込んで攻撃!C,D,F隊は正面から攻撃して気を引い
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