第三十三話 風邪にご注意(中編)
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人だったが頭の中も落ち着いていき・・・・・
シェルビー・エスカレード「「・・・あ・・・・あの・・・腐れメイド!!!!!」」
二人の怨嗟に近いというか怨嗟そのもの声が廊下に響く。
扉を壊そうとシェルビーは機械式大太刀を出し斬りかかる。
ガキッン!!!
斬りかかった瞬間扉が氷で覆われシェルビーの攻撃を弾く。
シェルビー「この氷・・・まさかエリーゼ!!!」
エスカレード「どいてください!!」
ハンドガンを出し何発か撃つが効果がない。
エスカレード「ならこれならどうです!!」
今度はランスを出す。ランスがドリルのように回転し氷で覆われたドアを壊そうとするがこれもまるで効果がない。
エリーゼは氷を自由自在に操ることが出来る。
しかもその氷は固く和樹でもなかなか破壊することが出来ない。
シェルビー「・・・・・エスカレード」
エスカレード「なんですか?」
シェルビー「このままじゃどうにもならないからあたしのために力を貸しなさいよ・・」
エスカレード「いいですよ、ただし私とご主人様のためにあなたに力を貸しましょう。」
シェルビー「本当に一言多いわね・・でも上等!!」
エスカレード「行きます!!」
一人一人の力では無理だと判断した二人は今度は二人同時に攻撃する。
シェルビーは機械式大太刀・エスカレードはランスで攻撃するが結果は変わらない。
それでも二人は攻撃を続ける。
その頃和樹の部屋では・・・
突然の事にベットから身を起こす和樹。
アイリ「さてと・・・邪魔者は排除しました。」
シェルビーとエスカレードから奪った体温計をエリーゼに渡す。
エリーゼ「ご主人様失礼します。」
和樹の上着を上にあげ脇に体温計を挟む。
アイリは果物カゴに入っていた林檎を取り皮を剥く。
アイリ「ご主人様・・・あ〜〜〜〜〜ん」
皮を剥き終え切り分けた林檎をカゴに入っていた皿に乗せフォークで刺し林檎を和樹の口に運ぶ。
和樹「い・・・いただきます・・・・」
断っても無駄だと思い林檎を頬張る。
アイリ「ご主人様もう一ついかがですか?」
和樹「あ・・・ああ・・じゃあー・・貰おうか。」
それから林檎を二・三切れ食べる。
実は和樹はアイリとエリーゼがシェルビーとエスカレードを叩き出し部屋に入ったときから少し警戒していた。
エリーゼはともかくアイリは隙あれば和樹に変な事(ご想像にお任せします)をしてくるので警戒していたが今の所そんな気配はないと安心していたが・・・・・
Pipipipipi!!
体温計のアラームが鳴るとエリーゼは脇から体温計を外す。
エリー
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