第二十二話「イッセー、強化計画!」
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返す。ちなみに小声でのやり取りです。
隣ではまだリアスちゃんが寝ているからね。起しちゃメッだ。
「リアスは……まだ寝ているみたいね」
「お姉ちゃんなんでいんのー?」
昨日、寝る前は別々の部屋でしたよね?
「レイくんと一緒に寝たい気分だったの。……ダメだった?」
「んーん、もーまんたいだよ。ちょーうぇるかむです!」
しおらしく訪ねてくるお姉ちゃんに胸の内にある何かを打ち抜かれたイメージを空想した僕は、リアスちゃんの腕の中を文字通りすり抜けた。寝返りを打ってお姉ちゃんにギュッとする。
「あらあら、今日のレイくんは甘えん坊ですね」
「にふ〜。当社の製品は一月に一度の周期で甘々モードに突入する仕様となっていまふ〜」
くーりんぐおふは受け付けておりませぬ!
「うふふ、そんなレイくんも可愛らしくて素敵ですよ?」
「ありがとうございまする〜」
最近、おっぱいに興味が出てきたのを知ったイッセーに、『おっぱいソムリエになるために〜初級編〜』というDVDを貸してもらった。
中年のおじさんがおっぱいのなんたるかを熱く語っていて、なにを言ってるのかちっとも理解できなかったけど不思議と心惹かれる光景がそこにはあった。今回は是非ともそれを行ってみたく存じますれば候!
「では、いざ……!」
参ります!
――ふにょん!
「ん……」
谷間に顔を入れて両側のおっぱいで挟み、パフパフする。程良い乳圧が顔を圧迫し、滑らかでいて柔らかな感触と、お花の香りが鼻孔を擽った。
これが、ぱふぱふを制する者は世界を制すと言われた感触……! なんだか安心するような、眠くなるような感じがする……。
『夢のパフパフ』というのは眠りを誘う効果がありました。そのまま二度寝タイムに突入です。
ちなみにリアスちゃんは一度も目を覚ますことなく、気持ちよさそうに寝入っていました!
† † †
「んで、話ってなーに?」
家でゴロゴロしていたらイッセーから電話があった。なにやら大切な話があるらしいので待ち合わせ場所の公園に来てみると、真剣な顔をした友がそこにいた。
「レイ……頼む! 俺を鍛えてくれっ!」
大きく頭を下げるイッセーに少し面食らう。
「ふむふむ」
ポツポツと語り出した話をまとめると、前のライザーくんの一件以来もっと強くなりたいと願ったと。それで自分が知る中で一番強い僕に鍛えて欲しいと。
「なー
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