対面
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間殴り続けていたんですよ、それで僕を捨てたんですよ自分から」
「あの時は酷かったよね。全身打撲にナイフか何かで刺したような跡もあったし」
「本当にあの時のシンキの身体は痛々しかったな・・・って俺が言えるセリフじゃないか」
リツコはあまりの事実に身体が凍りつくような感覚に陥った。だがそんな身体を必死に動かして、前へと進んでいく。そして目的地へと辿り着いた。そしてその時に初めて言われた言葉が
「目が悪くなりそうなのでさっさと電気付けてください、来るって事解ってて消しとくとか怪我でもさせるつもりですか?」
リツコは直ぐに手元の装置のボタンを押して電気を付けた。そしてシンキ達の前に巨大な物があった。それは紫色をした巨大な顔だった。額には一本角がついており、鬼にも見える
「なんですかこれ、電気なんか消しておくとかいらない演出ですね」
「鬼だね」
「なんて角生やしたんだ?」
上からシンキ、キラ、シンの感想だった、あまりにもドライな感想。リツコは全く驚いた素振りを見せない3人に複雑な視線を投げかける
「これは人造人間エヴァンゲリオン、その初号機よ」
「んで?非常事態だっていうのに俺達にこんな物見せた理由はなんですか?自慢?」
『久しぶりだなシンジ』
その時、スピーカーを通して男の声が響いて来た。シンキ達は上を見上げると六分儀 ゲンドウが遥か、ガラス越しにサングラスを掛けこちらを見据えていた
「・・・ああ、確かに久しぶりだね。六分儀 ゲンドウ」
『出撃』
ゲンドウはいきなり会話をぶった切る様な単語をシンキ達にぶつけて来た。それを聞いたシンキははぁ?っと声を上げて、キラとシンは呆れていた
「あの赤木さんでしたっけ、あの髭面の言う事を翻訳してくれませんか?行きなり出撃とか主語が無くて訳が解りません」
「シンz・・・シンキ君。取り合えず聞いてちょうだい・・・」
リツコが説明を始めた。シンキには目の前にあるエヴァ初号機に乗って地上に居る使徒と戦って欲しい。本部にもパイロットがいるが重傷でとても出撃出来る状況ではない
「つまり・・・この得体が解らないとんでも兵器に乗って上に居た化け物と戦って事ですか」
「と、とんでも兵器って・・・まあそういう事よ」
「ハッキリ言いますけどね、b「待たせたわね!!!!」・・・」
シンキ達がいたケージにいきなり大声を上げて、入ってきた女性がいた。赤いジャケットを着た、ミニスカートの黒髪の女、それを見たシンキは嫌な顔をした。キラとシンは汚物を見る様な眼をした
「リツコ、初号機に乗せる気なの?」
「ミサト。ほかに方法が無いわ」
「ちょっとレイはまだ動かせないわ、パイロットがいないわよ!!」
「さっき届いたわ」
「まさか
「マジなの」
「でも、レ
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