対面
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た
「親しくも無い人を下の名前で呼ぶ必要はありませんね。それと僕の事を碇 シンジと呼ぶのはやめてください。僕の名前はシンキです」
「そ、そう・・・それとこの人達は、ここから先は部外者を入れるわけにはいかないんだけど」
「それならシンキだって部外者ですよね?」
リツコの言った言葉にキラが食い付いた。リツコはキラの方を見た
「それにシンキはまだ未成年です。保護者は必要でしょう、僕達はシンキの保護者の代理として来ました。僕達の同席が認めないというのなら僕達はシンキを連れて帰りますよ?」
「でも、ここにはあなたのお父さんに呼ばれた・・・・・・・」
そのリツコの言葉にシンキは怒りを感じた
「あれはもう僕の父ではありませんよ、遺伝子情は父であるでしょうけど。社会的にはもうあれは父ではありません、あれにはもう僕の親権はありません」
「え・・・!?」
当のリツコはというと、内心混乱していた。シナリオではシンジは気の弱い内向的な少年になっている筈。だが目の前にいる少年は初対面であるリツコを前にしてもハッキリとした強い口調で話している。それと、ゲンドウ自身はまだ気づいていないが、既にゲンドウは碇家より断絶処分を受けている、親権も放棄されているので父親ではないのだ。その関連の連絡も書類も毎回毎回、問題ないっと言って無視しているか書類があってもシュレッダー行きとなっている
「僕達はシンジではなく、シンキの今の父親と母親の代理としてやって来た者です。態々アメリカ来たんですから、用があるなら早くしてくれません?僕達だってこんな所になんて居たくなんです」
「そうだぜ、今だって非常事態宣言が出されてるんじゃないか。来ただけでも感謝するもんだろ。それとさっさとしない俺達帰るぜ」
キラとシンに言われてリツコは反論しようとしたが、二人から出ている威圧感に圧されて何も言えなくなってしまった。二人から出ている年齢にそぐわない威圧感、カリスマとでも言える物が。結局リツコはキラとシンの同校を認めて3人の案内を始めた、そしてリツコは少しでもシンジの情報を得ようとシンジ達に話しかけた
「シンジ君、アメリカに居たそうだけど、司令、つまりあなたのお父さん・・・」
だがリツコは途中で言葉を止めた。シンキの余りの殺意と怒りの包まれた視線で何も言えなくなってしまった
「もう一度だけ言いますよ。あれは僕の父親でありません、赤の他人です。次同じ事言ったら容赦しませんよ」
「ご、ごめんなさい・・・私は司令から貴方が行方不明になったと聞いていたから・・・」
「「「はぁ?」」」
リツコの言葉にキラ、シン、シンキは声を上げた。全く同じタイミングで何を言っているんだ?っと感じなれる言葉だ
「何を言ってるですか?あの六分儀 ゲンドウは僕を長時
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