第2章:おてんば姫とチャラ王の冒険
第22話:今夜はウサギで盛り上がろう!
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(エンドール城下町)
ブライSIDE
我ら4人は、繁栄を続ける都・エンドールの城下町へと昼前に辿り着いた。
馬鹿の所為で、姫様とクリフトがぎこちない態度になってしまったが、兎も角は目的地に到着で一安心じゃ。
陛下から通達してもらってある為、エンドール王は我らが訪れるの事を事前に知っている。
となれば、身分を秘匿するのではなく、ご挨拶に出向くのが常識じゃろう。
宿を取り荷を置いたら、早速城へと向かう事に…
しかし、若干一名だけお目通りに不向きな奴が居る。
ワシ等の品位にも拘わる事…
奴には宿屋で留守番をさせるべきじゃろう。
断固たる態度で謁見を断ろうと話しかけると…
「僕は城に行かず、城下でナンパでもしてるよ。もしかしたら家族の情報が手にはいるかもしれないからさ!」
と向こうから拒否してきた。
“おのれが拒否出来る立場か!?”とか“家族の事よりナンパが先か!?”とか、ツッコミ所は多分にあったのだが、相手していると疲れるだけなので、此方の思惑と一致したと納得し、黙って別行動をする事に…
これまでの旅で解った事は、“奴の言動は受け流すに限る!”と言う事だ。
奴を思い通りに動かそうとしても失敗するし、此方に被害が出る事が多い。
まともに相手してはダメだ。
………家族はどんな対応をしているのだろうか? お会いしてみたいものだ!
ブライSIDE END
(エンドール城下町)
リュカSIDE
町に着き、宿を取り、荷物を各自の部屋に置きに行った時、宿屋の地下へバニーガールのおねぇちゃんが下りて行くのが僅かに見えた。
宿屋の地下って事は酒場かな?………あれ? でも1階エントランスに酒場らしきカウンターがあったな。
………はっ!
これはアレか!?
劇場的な…ダンス的な…踊り子的な…!?
アレフガルドから帰還後、グランバニア城下の仕立屋にムリを言って作らせたバニーガールセット(BGS)…
愛人達やメイドさん達に着てもらい楽しんだが、やっぱりビアンカが一番最高だった!
誰でもBGSを着ると、5割り増しぐらいで魅力がアップする!
そして此処の地下には、そんな美女が大勢居る様な予感がするね!
アリーナ達はサントハイムより代表して来ている訳だから、お城へ行って挨拶しなきゃならないんだろうけども…俺の知った事じゃない!
俺にはバニーガールのおねぇちゃんの方が重要だ!
「僕は城に行かず、城下でナンパでもしてるよ。もしかしたら家族の情報が手にはいるかもしれないからさ!」
と断りを入れ、さっさと別行動をします。
よ〜し…今夜のオカズはウサちゃんだぞぅ!
ボクちゃんのニンジンを食べさせちゃうぞぅ!
いそいそと地下へ下りると、そこはカジノだった
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