開幕
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一切油断をしていなかった。
切嗣のコンテンダーに弾丸は装填されておらず、する暇もない。エネルギーは既に風前の灯火で、銃弾が掠めるだけで敗北は避けられない。おまけにダメージのフィードバックが彼の機動力すらも奪い、事実上切嗣は動きを封じられていた。
その事実を認識したのか、貴賓席にいた各国の大臣達は揃って談笑をし始めた。勝負は決まった。もう見る価値は無いと。
故に、彼等は決定的瞬間を見逃す事になった。アリーナ上方にあるソリッドビジョン式ディスプレイに結果が表示される。
『シュヴァルツェア・レーゲン。残量エネルギー0により敗北』
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