世界樹攻略
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ぞ!!」
キリトとゲツガは同時に地を蹴って一気にドームの天蓋部分を目指して飛翔する。リーファたちは底辺付近で留まりスペルの詠唱を開始する。
天蓋部分から溢れてきた守護騎士たちはゲツガとキリトを倒すために殺到していく。しかし、ゲツガとキリトと交差した瞬間、複数の守護騎士たちが体を真っ二つに斬られていた。だが斬られた数の倍以上が回りにあるステンドグラスからどんどん沸いて出てくる。ゲツガとキリトが一気に五体を倒して上を見るが上は守護騎士によって完全に塞がって扉が見えない。と、後ろから剣が振り下ろされるのに気付き、素早くガードする。そしてゲツガはキリトの持っている剣よりも一回り大きい剣で弾き飛ばして蹴りを入れる。帰し甲冑は凹み内側から膨らんで爆発した。
ゲツガはさらに上へと目指そうと飛んだがあることに気付いた。少数だがリーファとレコンの方に向かいだしたのだ。どうやらここのモンスターたちは憎悪値等関係なくこの部屋の内部にいるプレイヤー全体を狙う設定になっているようだ。
リーファたちを助けに行きたいのはやまやまだが、ここまで上がるのは骨が折れる。それに気付いたのかリーファは叫んだ。
「心配しないで!こっちは自分たちで何とかするからゲツガ君は先に行って!!」
ゲツガはそれを聞いて再び上昇を開始する。上に行くごとにどんどんゲツガの周りを囲んでいる守護騎士たちの数が増えていく。
「どけぇぇぇぇぇええええ!!」
ゲツガは剣を横薙ぎにして前にいる守護騎士たちを吹き飛ばす。その後に追撃で一体の体に飛び付き、兜と甲冑のつなぎ目の部分を掴んだ。
「ぶっ壊れろぉぉおおお!!」
ゲツガは守護騎士の甲冑と兜を引っ張って分離させた。そして、そのまま兜を投げ飛ばす。ゲツガは体を離れると体は膨れ上がり爆発した。頭も同様に爆発して爆煙を撒き散らす。それに身を隠して新たな守護騎士に攻撃を加えて倒す。と、その時下から大きな爆発音が聞こえた。なんだと思い、下を確認したかったが新たな守護騎士に妨害される。
「クソっ!」
ゲツガは視界の端にあるパーティーメンバーの欄を確認するとレコンのネームが黒くなっていた。その横には髑髏マークが入っていて死んだことをあらわしていた。
「レコンの野郎……逃げればよかったのによ……格好なんてつけやがって……」
ゲツガは死んだ時に現れるマークの横に何か別のマークを見て奥歯をかみながら呟く。あいつは自爆魔法を唱えて死んだのだ。ゲツガは守護騎士を吹き飛ばして切り刻む。
「レコン、お前のことは変な奴って思ってたけど、なかなかの根性ある奴だな!」
そう叫んでゲツガは天蓋の元を急ぐ。しかし、天蓋の前にはびっしりと守護騎士たちが道を塞いでいる。
「うおおおおおお
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ