使徒襲来
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として役に立たんよ」
戦自の将校が絶望している中、ゲンドウと冬月はモニターを見続けていた。使徒の周辺を飛んでいるヘリからの映像を見ているゲンドウ達だったが、使徒が光ったかと思ったら、いきなりモニターにノイズが走り何も見えなくなった
「ほう、大したものだ。機能増幅まで可能なのか」
「おまけに知恵もついたようだ」
「再度の侵攻は時間の問題だな」
戦自の将校達は、ゲンドウ達がいる地点よりも高い所からゲンドウを見下ろす形で悔しそうに決定事項を語り始めた
「今から本作戦の指揮権は君に移った。お手並みを見せて貰おう」
「了解です」
「碇君。我々の所有兵器では目標に対し有効な手段が無い事は認めよう。だが、君なら勝てるのかね?」
戦時の言葉にゲンドウはサングラスを挙げながら、自信満々に口元の笑みを隠しながら答えた
「その為のネルフです」
ネルフはこの日の為に莫大な資金や特務権限が与えられて来た。失敗してでは唯では済まされないことは承知していた。それだけゲンドウには自信があった
「期待してるよ・・・行くぞ・・・」
戦自の将校達は肩を落としながら、発令所から出て行った
『目標は今だ変化無し』
『現在の迎撃システムの稼働率は7.5%です』
「戦自のご自慢のN2もお手上げか。どうするつもりだ?」
「初号機を起動させる」
冬月の返答にゲンドウが言った言葉に冬月は激しく不安を抱いた
「初号機をか? パイロットがいないぞ」
「問題ない。もう一人の予備が届く」
ゲンドウは不敵な笑みを浮かべていた、冬月はその笑みを見てゲンドウのシナリオ通りに進行されている事に少し嫌気がした。自分の言葉までもシナリオに組み込まれているのかっと。だが、イレギュラーが発生していた、ゲンドウのシナリオには組み込まれていない想定外の事態が起き始めていた
「葛城一尉からサードチルドレンを保護出来なかったと報告が入ってきています。現在、シェルター内にサードチルドレンがいないか調査しています。葛城一尉はN2兵器の余波で被害を受けてはいますが、負傷は無いそうです。現在はこちらに向かっています」
「か、彼を保護出来ていないのか!?」
「はい、そのようです。それに、駅周辺のシェルターに避難していたとしても、あの周辺はN2兵器の被害でシェルターも潰れてしまっています。サードチルドレンが避難していたら・・・」
その報告を聞いた冬月とゲンドウは顔を少し青くした、現在ネルフにはパイロットは居る事は居る。だが本部にいるパイロットは一人のみでしかも重傷であり、出撃出来る状態では無い。だがサードチルドレンが来ればネルフが所有している最強の兵器、エヴァンゲリオンが起動出来たかもしれない。サードチルドレンは使徒を撃退出来る可能性を持っ
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