外伝その一〜海鳴市・前編〜
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の目の前にいたのは、白のワイシャツに黒のベスト、そして黒のズボンと蝶ネクタイを付けたライが営業スマイルでそこにいた。どこから見てもウェイターにしか見えない知り合いと、その笑顔に見とれて三人は再起動するのにたっぷり一分の時間を費やした。
ライ「ああ、三人だったのか。桃子さん、士郎さん。彼女たちが来たので奥で着替えてきます。」
士郎「わかったよ。行っておいで。」
ライはそのまま店の奥に消えていく。
なのは「おおお、お父さん?あれはどういうこと?」
士郎「いや、店の手伝いを買って出てくれたんだよ。それよりも、おかえりなのは。」
なのは「あ、うん、ただいま。」
どういった経緯でそうなったのか全くわからなかったが、それが当然のように話す父親の様子を見てそう言うものとなのはは納得した。
桃子「おかえりなさい、なのは。」
なのは「お母さん、ただいま。」
桃子「元気そうね、安心したわ。」
その後、自分の家族とスバルとティアナがそれぞれ自己紹介した。それからライが着替えるのを待っていると自然と会話がライのことになっていった。
士郎「それにしてもライ君に仕事を手伝ってもらえてとても助かったよ。」
桃子「ええ、そうね。それにいつもよりもお客が増えていたみたい。」
なのは「そうなの?」
士郎「ああ、注文やメニューの値段もすぐに覚えていたし、立ち居振る舞いも無駄がなかった。」
ライは持ち前の記憶力や貴族としての振る舞いを最大限、活かしながら仕事をしていた。しかもライは見た目が誰もが認めてもいいほど良いのだ。その噂はすぐに広がり女性客がいつもより多く来店していた。
士郎「向こうでの生活が落ち着いたらウチで働いて欲しいくらいだったよ。」
桃子「あら、それならなのはか美由紀の夫になってもらえばいいんじゃないかしら?」
その桃子の言葉に娘2人は顔を真っ赤にしていた。士郎もその意見には賛成なのか自分の娘たちの反応を楽しんでいた。
その直後ライは着替えを終え戻ってきたのだが、なのはと美由紀が自分の方を顔を赤くしながら見ていることとそんな自分たちを笑顔で見ている士郎と桃子に首を傾げた。
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ここから以前、言っていた次回作の予告編です。作品のチョイスは完璧に作者の趣味です。
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「……モビル…スーツ?」
『聞こえますか?聞こえるなら、そちらの所属と名前を言ってください。』
「所属は……特にありま
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