第二話 亀裂
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であるというのは間違いない。
その場合、管理局の武装隊をどれだけ召集しようと、最悪艦隊をぶつけてもあの男を殺すことはおろか、倒すことも止めることも出来ないかもしれない。
『でも、対話なら出来る………理解しあうことが出来る、僕らにはそれが出来る。違うかい、クロノ?』
「…………それは、なのはの受け売りかい?」
『半分は。もう半分は本心だよ。いずれにせよ今は、ベルカの守護騎士達を止めるしかない。彼の目的も彼女達にあるみたいだし、今は彼女達を追うのが最良だと思う。彼はそこに、必ずやって来る』
「助言感謝するよ、ユーノ」
通話を終了すると、クロノはソファーにその身を預けて深いため息を吐いた。
突如出現したアルハザードの男、古代遺産『闇の書』の起動、守護騎士たちによる事件。P.T.事件から僅か半年だというのにこの密度。
「…………多忙だなあ」
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