暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
4話:舞い上がる吸血鬼と意外な出会い
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、確かめてみろよ!」
俺はそう言いファンガイアに切り掛かる。だがその攻撃をヒラヒラとかわしていく。
「ふっ、はぁ!」
「はっは!当たらんな!」
「くっ……」
そして俺のある一撃が奴の横で空を切ると、奴は俺の腹に拳を当てる。そしてエレクトロコアから発生した電気をよろめきながら後退する俺に放つ。
「はぁ!」
「がぁぁ!」
その電撃で俺の体から火花が散り、そのまま俺は地面に転がる。
「ディケイドとはこんなものか?」
「…早まるなよ。まだまだお楽しみはこれからだぜ……」
シースターファンガイアの言葉に俺はそう言いながらゆっくり立ち上がる。そしてライドブッカーから一枚のカードを取り出し、指でトントンと叩く。
「ファンガイア相手には、こいつが一番だ」
その取り出したカードをドライバーへと入れ、発動する。
〈 KAMEN RIDE・KIVA 〉
ドライバーから響く音声と共に、俺の装甲がヴァンパイアをモチーフにしたものへと変わり、頭部の仮面もジャック・オ・ランタンのような目のものへと変わる。
「キバの姿か…」
「そうだ。それじゃ、行くぜ!」
俺の変化にそこまで動揺する様子を見せないシースターファンガイア。俺はそれを気にすることなく、両手を少し広げながら走り出す。
「はぁあ!」
「ふっ、せぁ!」
「ぐっ、はぁあ!」
向かってくる俺に向かって突きを繰り出す。俺はそれを受け流しながら裏券を放つ。それを食らうが、奴は怯むことなく拳を突き出してくる。
そしてそのまま防いで攻撃しての応酬が続く。
「お前らは一体何なんだ!?何故お前らはジュエルシードを狙う!?」
「貴様に言うことなどない!」
拳を打ち合いながらも質問する。だが奴はそれに答えてくれなかった。
「それじゃあ、残念だ。はっ!」
「ぐっ」
「はっ、はっ、はっ、せやぁあ!」
それに対し俺はお返しと言わんばかりに連続で拳を繰り出す。それを食らったシースターファンガイアは地面に転がる。
「くっ…」
「さぁ、どうなんだ!お前らは一体なんだ!」
「ふっ…我々のことを知ったところで、何になる」
「少なくとも、お前らのしようとしていることを止める」
「ふ、貴様などに出来る訳がない」
「出来るかどうかは、俺が判断する。てめぇが決めることじゃない」
それを聞いたシースターファンガイアは、何を思ったか立ち上がりながらしゃべり始めた。
「いいだろう。我らは「大ショッカー」!世界を支配し、思いのままにする為、ジュエルシードに眠る力を求めているのだ!」
「何?」
ジュエルシードの力?あの暴走する力をか?
「ふざけるな!あんな危険なもんを扱うなんて!」
「それが出来るのがショッカ
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