10*バーサーカーソウル
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ょう。
最初はそれこそ『何故にこんなもんが?』て思ったけど、結構これ必要だわ。
醤油の作り方からケーキまで、なんでも載ってるから味噌汁のみたくなっても自分で作れるし、何よりわかりやすい。
一家に一冊、“地球料理大全”!
………わかりやすいけど、興味無い。
今考えたら、食べたい時に使えばいいから、いま読まんでもいいやん。
…どうしよう、急に暇になった。
みんなは仕事でいないから遊べないし、ゲームや漫画はだいたいコンプリートしちゃったし……
……
………
…………お城の探険、行ってみるか。
**********ヽ☆
この城は広い、我が学校が10校、いやそれ以上入るほど広い。
しかも高い、東京タワーくらいあんでねって程高いところさえある。
ホグ○ーツ見たいなお城だと思えばいいであろう。
よーするにデカすぎるのだ。
だからといって城内迷子なんてお約束にはなりたくないため、1番近くの階段をのぼって1番上で景色を見ると言うミッションを遂行すると言う訳です。
馬鹿と煙りはなんとやらですね 、はい。
で、ただいま兵士宿舎の屋上にいます。
良い感じに夕焼けが眩しく、美しい町並みがよく映える。
…のだが。
なぁ、屋上ってこんなに屍屍累累としてるもんなん?
現在床には約30人程の兵士が転がっております。
一応息はあるっぽいけど。
そして、その兵士達が倒れてるなかに佇む影が一つ。
「……誰だおまえ。」
ダークレッドな髪を靡かせながら自分に気付き、聞いてきた。
背中には灰色の羽を持ち、獰猛な笑みを浮かべている。
右手の大剣が恐いです
「……………失礼しました。」
ペコリと一礼。
とりあえず危険と判断し、即座にUターン。
自分だって死にたくないもん、周りの兵士みたくなりたくないもん。
「まてよ、黒髪に黒眼なんて初めて見たんだ、興味持って当然だろ。
それにこの兵士達を見捨てて自分だけ逃げるなんて輩、根性叩き直してやんねぇとな。」
―ザンッ!
…………あっぶね!
なに!今日は雨の代わりに大剣が降ってくんの!?
つか完全に出口塞がれたよ!
「なぁ、なんでこいつら見捨てようとしたんだ?」
これがあれか、逃げようとして周りこまれた勇者の気分か。
「……いやぁ、これだけの数たった一人で倒したんなら一旦引いて仲間よんだほうが得策かなぁなんて……」
口から出まかせ嘘八百。
すると、赤髪さんはいきなり大声で笑い出した。
「…く、あっはっはっはっは!
確かにな!いやー初めてだ!逃げようとしておいてマトモな答え返したやつ!
気に入った!」
はぁ、ども。
しばらくひーひー言ってた
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