9*真夜中電波通信
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それと、実は人間ってあの世界にしかいない貴重な種族なんよ?
さらにあの世界自体が魔法も無いから、負荷も他の世界より大きいの。
だからフツーに生きてるだけで、かなりの体力と精神力を手に入れれるんだよ。
だから私のあげた能力も苦もなくつかえるしょ?』
……まじでか。
人間ってそんなすごかったんだ。
『しかも、なんだかんだ言って魂はあっちの世界に繋がってるからただ生きてるだけで能力の強化が見込めます。
まぁ繋がってるから私が君に干渉できるんだけど。』
これ以上どう成長しろと。
いや、でもそもそも自分なんかよりもっと柔道部とかの…
『あーもう!グダグダうるさい!
とにかく君なの!もう来ちゃったんだからしょうがないしょ!恨むんなら己の不運を恨みなさい。
それと、一回送ったらこの世界の魔力が邪魔して君を送り返せないから。
つーわけで、バイバイ。』
まて、最後にお願いがあります。
『……急に敬語は気持ち悪い…。 で、何さ。』
いや、自分がこっち来てから出る漫画やラノベの新刊とかゲーム・アニメ等の続編が出次第随時ポケットに投入して欲しいなぁと。
今戻れないならしかたがない。
これで我慢してやろう。
『…ゲームとかはどうやってやんのさ。』
ん?
コンセント体に密着さして電気流してみたら普通にできたよ。
『……わかったわよ、じゃあそれで交渉成立ね。
でも普通そこまでしてゲームするかね。』
うるせ。それと、帰る方法わかったら即座に教えてくれ。
『だから無いって。
あ、あと地図と一緒にオマケも二、三冊いれといたから。』
なによ、オマケって。
『あとで見てみなさい。
それと、あのお姫様の教育係りのエルフ、今姫の部屋のクローゼットに丸一日押し込められてて衰弱しきってるから助けてあげな。
じゃあ、第二の人生頑張って。オーバー。』
………嵐のような奴だった。
そして哀れ、ゾーン爺。いないと思ったらそれが理由か。
つか、彼はエルフだったのか。
はぁぁぁぁ、変なモンスターの討伐だとか、めんどくさい。
つか恐い。
…………上がろう。
もう一時間は入っていただろうか、大分体はすっきりした。
………心は入る前よか断然重いけど。
…ハァ。
…………まぁ、無料で漫画やゲームが手に入るんだし我慢してやっか♪
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