9*真夜中電波通信
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ちいい。
さらに満天の星空、最高の露天風呂だよ。
自分が入っているのはそこらへんの石で錬成したドラム缶風呂である。薪はそこらへんにいっぱいあったから困らなかった。
…以外に石ドラム風呂はいける!
ちなみに、あのあとシャール君にこの世界に風呂はあるか聞いたら
『え?フロってなんですか?』
と帰ってきたのでちょっと絶望した。
王都まで行っても大きいお風呂に入れないという事だからね。
とりあえず、心と体を清める儀式と言っておいた。
あながち間違ってないはず。
あー、にしてもこの世界きて初めてリフレッシュっつーかリラックスした瞬間でないか。
ビバ・日本人の知恵。
こんな時間がいつまでも続けば…
『久しぶり?』
いかったのになぁ?
で、どこにいる自称・神。
自分は奴の姿を探して周りをキョロキョロ見回した。
『お、よくわかったね。
でも残念、私はそこにいません。君の心に直接話かけてます。』
くそ!いないと殴れないではないか!
でてこい!
『やだ。』
チッ!
ならなんで出て来た。
『あぁ、君をそこに飛ばした理由をね。』
おぉ、まさに一番気になってたところ。
とくとく、とく教えよ。
『…使い方間違ってない?
まあいいや、で、理由なんだけど………前回送った瀬田 佐之衛門 惣次郎については聞いてるよね?』
あぁ、フルネームそんなんなんだ。
で、それが?
『いや、その瀬田が倒した悪い奴の城をさ、急がなくていいけどブッ壊してくれない?』
…なぜ?
『最初、瀬田が奴を倒した時はそーでも無かったんだけど、3000年経ったら霊域化しちゃってさ。
しかも悪役の魂の残滓を核にして、結構なモンスターが一体できちゃったんだよ。
霊域については、瀬田たちが封印してるから誰も入んないし霊域からモンスターも出れないから大丈夫なんだけどね。』
で?
『そのモンスターの討伐と霊域の浄化を君にして貰いたくてさ。
大丈夫、地図と封印に入るためのブツは君のポケットにいれといた。』
嫌だよ、誰がいくか。大丈夫ならほっとけばいーやん。
つか、自分が勝てる訳ないやん。
『いや、その霊域とモンスターの魔力に当てられて魔物達が活発化するから一概に大丈夫って言えないんよ。
それに君には出来るだけのスペック持ってるし、能力もあげたしょ。
まぁ、それが終わったらこの世界で自由に第二の人生歩んでいけるんだから。』
スペックなんかねーよ。
とゆうか、お前が直接やればいいじゃん。こんな素質もクソもない一般人連れてくるよか断然いーしょ。
そして人の最初の人生勝手に終わらすな。
『私は一応神様だから直接そーゆうのはできないの。
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