原作前に小学校に入ろう
ぐっ、会話に入り込めない・・・だと?
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、そのお仕事に使う武器を作ってるのよ。私はそういうのが得意だから」
この母親は詳しくは分からないが、異様なほどに交友関係が広く、物を作るのが天才的にうまい(ただし、カップ麺が作れないという奇跡)手先と頭脳(無駄なところで回転しまくり、どうでもいいところでエンストする)を使って、友達の手伝いを生業としてたりする。
父さんはそのお手伝い。
「そっか。完成までどのくらい?」
「うーん・・・二人の誕生日、ギリギリになりそうかな」
「あー・・・じゃあ当日、いないかもしれない?」
「いや、絶対に終わらせるから、期待して待ってなさい?あ、ご飯の支度はしちゃダメよ?こういう時は私に作らせてもらわなくちゃ♪」
「うんっ!」
「あ、だったらおにぃ、翠屋でなのはたちがお誕生会をするとか言ってたでしょ?だから、夕方くらいまでそっちにいようよ!」
おお!美愛ナイス!
「じゃあ決定ね。私はもう食べ終えたからお皿を洗ってくるわね」
「あ、もうすぐ食べ終わるから、僕も手伝おうか?」
「大丈夫だからゆっくりたべなさい」
「じゃあ私もゆっくりー」
「貴方はもっと早く食べなさい」
「ぶー、えこひーきだー、おーぼーだー」
その後も、僕たちはわらしながら食事を楽しんだ。
「ぐっ、会話に入り込めない・・・だと?」
ただひとり、父親である唯彦を除いて。
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