暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
原作前に小学校に入ろう
ぐっ、会話に入り込めない・・・だと?
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いうか・・・歌ってるおにぃが、凄く悲しそうな気がして・・・?何言ってんだろ、私?」
「ほんと、何言ってんだよ、美愛。ま、この曲の歌詞ってなんか悲しそうな感じがするからね。
ほんと、なんでこんなの作ったんだろうな?」
「うー、そういうのじゃない気がするんだけどなぁ・・・」

その後も美愛は何やらブツブツ言っていたが、よく聞き取れないし、意味もわからなかったから気にせずに料理を続けた。
そして料理が終わり、母さん達を待とうと思っていた瞬間。

「たっだいまーーー!」

嵐が来た。

「陽龍、美愛ーーー!」

叫びながら男はソファに座っていた美愛に抱きついた。
ついでに僕は料理を置いてすぐだったからその横に立っていた。

「うわっ、ちょ、おとーさん!?」
「美愛美愛美愛美愛美愛ぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」

うわっ、気持ち悪っ。

「おにぃ〜、たーすーけーてー」

ゴメン、イヤ。
それに巻き込まれたくない。

「薄情物ぉ〜〜」

美愛が諦めたように言ったその時。

スッパァーーーンッ!

スッゲーいい音がした。

唯彦(ただひこ)さん・・・?」
「げっ、緒里(いおり)?なんでそんなドス黒いオーラを纏ってるのかなー?」
「そういうあなたこそ、貴方は自分の娘に何をしているんでしょうかねぇー?」
「え、いや、なんかこう・・・家族愛を育んでいたり?」

いや、美愛は本気で叫んでたけど?

「そっかー。じゃあー、家族愛について、ちょぉーーーーっと」

___オハナシをしましょうか。


「い、いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

どんまい、父さん。生きて帰ってくることを多分願ってないよ。

「美愛、コップ持ってきてー」
「はーい」


それから数十分後。
父さんは正規の抜けたような顔、母さんはお肌つるつる状態で帰ってきた。
・・・何があった?いや、ナニかがあったのだろう。

「とりあえずもう食べようか」

僕は席を立って、お茶碗に御飯をよそって机に全員分置いて座り、みんなで言う。

『いただきます!』

ついでに、今日のご飯は白米とおろしポン酢とデミグラスソースのハンバーグとサラダ、そして食後のデザートにドラゴンフルーツ!
なんで冷蔵庫にドラゴンフルーツがあるの?
確か昨日はなかったと思うんだけど・・・。

「ところで、倒産たちは最近、何してんの?」

気になっていたことを率直に言ってみる。

「ぶっふぉぉぉぉ!?」

吹いた。
汚ッ!

「えっと・・・今私たちが作っているのは・・・武器?」

なにゆえ?

「お母さんの昔っからの友達に、リンディ・ハラオウンって人がいてね?彼女の仕事が・・・警察?みたいなのだから
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