一方通行
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ツらは実験動物が死んだところで誰も悲しまねえだろうがよ。」
「私が悲しむって言っているのよ。」
私は叫んでしまった。
「それじゃあてめぇから始末してやるよ。」
襲い掛かってくる一方通行。
でも私の順列は*位だから油断さえしなければ勝てる。
「能No.0、能力防御。」
これなら一方通行の能力は使っても私には意味がない。
「っち。さすがは超能力者の第*位の多才能力者。」
「お褒めに預かり光栄ですよ。第一位。」
「だがよ。お前の敵は俺だけでは無いんじゃねぇか?」
えっ。
本当にその瞬間だった。
能力防御の効果範囲外、つまり後から電気が流れた。
「どうして?」
そこには妹達が大勢いた。
その内の一人が私の問に対して答えた。
「ミサカは実験の為に造られた実験動物です。っとミサカは説明します。その為ミサカには実験を遂行すると言う生き方しかありません。っとミサカは実験を中心させないと遠回しに宣言しました。ですので・・・・」
あれ?
なんだか意識が遠退いていく。
まさかさっきの電気のせいで倒れるの?
そんなのだめ。
とめないと。
私は気絶寸前の体を使って一方通行に近付こうとしたが、途中で意識が飛んでしまった。
「おい、大丈夫か?」
一人の男子高校生が私を抱き抱えていた。
「あなたは幻想殺し(イマジンブレイカー)?」
「お前、まさか魔術師か?」
「長点上機学園中等部の制服を着た魔術師はいないと思いますけど。」
私を見て魔術師だなんて失礼極まりない。
「私はこれでも超能力者なんですけど。」
「エリート中のエリート。でもそんなエリートの知り合いは上条さん一人もいないと思うのですが。」
「そうですね。初対面にかわりありませんよ。でもあなたは有名人ですから。」
「えっ。」
驚いていますね。
「私はある意味では魔術師と関わっていますので。」
息を飲む幻想殺し(イマジンブレイカー)。
「でも今はそんなこと関係無いですね。あなたはどおして此処にいるんですか?」
「さっきまで御坂の妹と一緒にいたんだけどいなくなちゃったから探しているんだ。」
「あなたはなにを言っているんですか?御坂さんに妹さんはいらっしゃいませんよ。」
実際にいるかどうか知らないが、学園都市内にはいない。
何故なら書庫に載っていないから。
そしてこの状況で一番あり得るのは妹達。
「そうですか。それなら私のほうで探しましょう。ですのでお帰りください。」
「人に任せられっかよ。」
仕方がない。
「わかりました。それでは一緒に探しま
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