一方通行
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付けた。
これで私には逆らえないはず。
「雫さん。常盤台の学生がこちらに向かっていると連絡がありました。」
やばっ。
定期連絡が無かったから食砲が動いたか。
「派閥メンバーはすぐに迎え撃つ準備をして。」
私の派閥には風紀委員の生徒もたくさんいる。
それなら事故防衛と言えば警備員の目は欺ける。
「美恵さんは食砲さんの事を教えてちょうだい。それから私たちは友達って事でよろしく。」
「はい。」
美恵さんが何時もの表情に戻った。
「食砲様は能力を使用する際にリモコンを使います。」
うん。
それは私も知っている。
「そして種類によって異なるリモコンを操作するそうです。」
へぇー。
それは初耳だったな。
「ありがとう。美恵さんは本当に良い友達だよ。」
「これくらいどうってことないよ。」
普段の美恵さんなら教えてくれなかっただろうね。
「雫さん。来ます。」
私も寮の窓から確認した。
確かに一階にいっぱいいる。
「風紀委員長として能力使用の許可します。」
能力使用の許可を下ろせる生徒は学園都市中探しても私しかいない。
それが風紀委員長の特権なんだから。
そう言えば、今日ってたしか10031次実験だった気がする。
「此処は任せて良い?」
私は食砲の派閥が来る前に実験会場に向かいたい。
「はい。木原さんが作ったこれのおかげで行けると思います。」
これと言って見せたのは音楽プレイヤー。
この中には幻想御手を改良して食砲の能力を受け付けないようにする音楽が入っている。
もちろん後遺症はない。
「ありがとう。能力No.2、空間移動。」
私は実験会場近くの本屋にやって来た。
なぜ場所がわかったかと言うと、警備員の衛生に映っていた。
そこに一人の男子高校生が近くにいたが気にしない。
「風紀委員です。此処での能力の使用は禁止されています。ただちの能力の使用をやめてください。」
私は風紀委員らしく警告はした。
でも両者とも聞く耳持たず。
とくに黒服で白髪の方なんて見もしなかった。
「無視ですか?私のこと無視してませんか?」
こっちを向いてくれた。
「うるせーぞ、三下。」
私は罵倒サレルコトヲ予想できていたから。
「そもそもてめぇがしくじったから俺がこうして絶対能力者になろうとしてんだろうがよ。」
一方通行の言う通りだったが私には止めないといけない理由がある。
それは、
「私のせいで誰かが傷つくのは見たくない。」
誰かと言うのは御坂さんもそうだが私のことでもある。。
「コイ
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