暁 〜小説投稿サイト〜
古の鉄の巨人を駆る他世界への介入者
序章
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ーを啜っている。恐ろしくも重々しい空気が漂っている為、下級神や天使達にはキツイ空間だろう

「・・・それでキョウさん、恐らく次に回って来るであろう仕事をピックアップしておきました」
「ほう?何処だ」
「管理対象世界、2837です」
「それって・・・エヴァですか?」

キラの言葉を聞いてシンが声を挙げた、キラは首を縦に振った

「その世界で若干の歪みが起きるそうです」
「どのような?」
「キョウさんはその世界がどんな世界かご存知ですよね?」

キョウスケは勿論だっと言いながらコーヒーを啜る

「人間界では『新世紀エヴァンゲリオン』というタイトルで放送されていたアニメーションだな。セカンドインパクトっという単語があったのを覚えている。確か表向きは2000年に南極大陸マーカム山に10センチメートルに満たない極小の隕石が、光速の95%のスピードで落下し、洪水、津波、海水面上昇、噴火、地殻変動、地軸の変動などの環境激変を齎した物だったな、だが真実は違った筈だ」
「俺もうろ覚えですけど知ってますよ。確か葛城調査隊が南極で発見した最初の人間『第1使徒アダム』の
提供者との接触実験によるS2機関の始動実験を計画してて、それでアダムが覚醒したんですよ。用意してたロンギヌスの槍を使って再封印をやろうとしたんですけど、槍の力によりアダムのATフィールドは解放されちゃって、人の遺伝子とアダムが融合を果たして、アダムによりアンチATフィールドが展開された。調査隊は、アダムからのロンギヌスの槍の引き抜いて、アダムの分解、ガフの部屋の熱滅却処理なんかをしようとしましたが、出来なかった。そしてアダムが地上に出ると共に大爆発が起こった。最終的にはS2機関の暴走でアダムは退化したっで良いんですよね?」

シンが覚えている限りのセカンドインパクトの事を話すと、キラは苦笑いしながら微笑んだ

「細かい所省いちゃってるけど十分に覚えてじゃないか。まあシンの説明の通りです、持って来てる資料のあらすじには、セカンドインパクト後の15年後の西暦2015年。14歳の少年 碇 シンジは、汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン、通称エヴァのパイロットとして、国連直属の非公開組織である特務機関NERVの総司令であり、父親の碇ゲンドウに呼び出されます。この碇 ゲンドウは秘密裏に進められている『人類補完計画』という物に関わっています。シンジに、EVA初号機に乗って使徒と呼ばれる正体不明の生命体と戦うよう命令されます。拒否すれば大怪我をしたエヴァンゲリオン零号機パイロット、綾波 レイが乗ると言われて、彼女を守る為に乗る事を決意して、使徒との戦いに挑むっとされています」
「なんというかなぁ・・・」
「まためんどくさそうな」

そう言ってコーヒーを啜るシンとキョウスケ

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