序章
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はお休みは許可出来ません!!!」
「しょ、しょんな〜!!!!」
女性はキョウスケに頭を下げて、「ではキョウスケ様、この方は連れて行きますので」っと言ってエクナを引きずる様に部屋から出て行った。その途中にエクナのキョウスケ様ぁぁぁ・・・っというのが断末魔の様に聞こえてキョウスケは呆れてベットから降りて、自分も部屋から出た。自分の部屋に鍵を掛けてから歩いて階段を降りていく。途中すれ違った同僚の神や天使に出くわしたが軽く挨拶して通り過ごした。自室から幾つか階層を降りて、その階にある部屋に向かっていた
「あっキョウさん!」
その途中で、キョウスケは声を掛けられた。それはキョウスケにとって聞き慣れた物だった。キョウスケが振り向くとそこにはキョウスケの部下である大天使がいた。茶髪のショートシャギーに紫色の瞳、物優しそうな顔、相手は良い印象受ける笑顔。自由の大天使 キラだった
「キラか。お前も何時もの所か」
「ええ、僕もデスクワークが終わったのであそこで時間をつぶそうと思いまして」
「そうか、では行くか」
「はい」
キョウスケはキラと一緒に歩き出し、ある一室に入った。扉の上には娯楽室と字が書かれてた。そこは普通の部屋だった。だがそこには異常な数の本棚と引き出しのような物があり、中央にはテ―ブルイスが置いてある。そして、その中央のテーブルに足を乗せて、椅子にふんずりかえりながら本を読んでいる青年が見えた。それを見たキラは苦笑いを浮かべ、キョウスケは無言のままその青年の背後に近寄り、その頭に拳を振り下ろした
「ぎゃぁああ!!?」
青年は椅子から転げ落ちるように床に落ちた。頭を押さえながらキョウスケを見て言葉を放つ。若干涙目だ
「いってぇぇええ・・・何するんですかキョウさん!?」
「お前がそんな座り方をしているからだ、シン。姿勢を正せ」
そう注意されたのはキラと同じくキョウスケの部下、明るい赤をした瞳の黒髪の青年。運命の大天使 シン。自称、運命の堕天使と名乗っている。その理由は「俺が大天使って似あわないじゃないですか?」っとの事
「だからってキョウさん・・・殴らなくたって・・・」
「言葉で注意するよりも殴った方が楽だ」
「でもシン、今のは自業自得だよ?」
「解ってるよキラさん・・・」
そう言ってキョウスケとキラも椅子に座った。するとテーブルの上にコップに淹れられたコーヒーが出現し、三人をそれを手にとって口にする
「・・・。ふぅ・・・」
「やっぱりここのコーヒーは最高ですね。自分で入れる物良いけどこうして味わうのも悪くないです」
「でも俺はキラさんの淹れるコーヒーの方が好きかな」
しかしこの光景を他の天使たちなどが見たらどうなるだろうか?準最高神と大天使が娯楽室で同じテーブルでコーヒ
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