第5章 X791年編
X791年・妖精の尻尾
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X791年 ハルジオン港
「・・・・・・。」
ここに海を見ている少年がいた。
「いつまで海を見てるんだい?」
「仕事も終わったし、ギルドに戻ろう。」
「・・・・・・。」
「ふう。」
「やれやれ。」
「早く帰らないと父さんが心配するよ。」
「マカオからアンタの事、頼まれてんのよ。ロメオ。」
「うん。」
海を見ていた少年はロメオ。妖精の尻尾の一員、マカオの息子であった。
服はナツに似ていたのを着ていた。
そしてロメオと話していた2人はアルザックとビスカであった。
2人はもう夫婦になっており、ビスカはコネルの苗字を持っていた。
「ロメオ・・・・・・気持ちはわかるけど。」
「ビスカ。」
ビスカが全てを言う前にアルザックが首を横に振った。
「(ナツ兄・・・。)」
こちら、魔導士ギルド 妖精の尻尾、
前にあった場所と場所の所にあり、少しボロかった。
さらに数分前にギルド 黄昏の鬼が借金を取り立てに来て、暴れ、去った後。
ここにいた現在妖精の尻尾4代目マスターのマカオ、
4代目マスターの補佐ワカバ、一員のジェットにドロイ、リーダス、ウォーレン、
マックス、ナブ、ラキ、ビジター、そしてキナナがいた。
皆、リーダスが描いた7年前のナツ達との思い出の絵を数名が見て泣いていた。
「あれから7年か・・・」
「懐かしいな。」
「グス。あれ以来、何もかも変っちまった。」
「天狼島が消滅したって話を聞いて、必死にみんなを探したよな。」
ワカバ、マックス、ウォーレン、ジェットがそう言う。
「だけど誰1人見つからねえなんて・・・」
「評議院の話が本当なら、アクノロギアってのに島ごと消されたんだ。」
「実際、いろいろな機関が捜査に協力してくれたけど、
何も手がかりは見つからなかった。」
ビジター、ナブ、リーダスがそう言う。
「そりゃそうだよ。あの日・・・天狼島近海のエーテルナノ濃度は異常値を記録してる。
あれは生物が形をとどめておけないレベルの・・・」
「何て威力なんだ!!!アクノロギアの咆哮ってのは・・・!!!」
「だって・・・大昔にたった1頭で国を滅ぼしたっていう竜なんだろう!!?
人間が・・・そんなの相手に・・・生きていられる訳が・・・!!」
「何で俺達の仲間を・・・。」
ジェット、ナブ、ウォーレン、ドロイがそう言う。
「あいつらがいなくなってから、俺
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