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混沌の魔術師と天空の巫女
第5章 X791年編
X791年・妖精の尻尾
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達のギルドは弱体化する一方、
 マグノリアには新しいギルドが建っちまうし。」

その新しいギルドが黄昏の鬼(トライライトオーガ)である。

()()()時が来たかもな。」

「そんな話やめて!!!」

ワカバの言葉に怒鳴るラキ。

「!どうした、マカオ?」

暗い表情のマカオにワカバは気づき、声を掛けた。

「・・・・・・俺はもう、心が折れそうだ。」

「お前はよくやってるよ、マスター。」

マカオの言葉にワカバはそう言った。

「あれ以来・・・・・・ロメオは1度も笑わねえんだ・・・。うえっ、ひっ。」

マカオはそう言い、泣く。

「「「「「「「「「「・・・・・・。」」」」」」」」」」
 
ここにいる全員、ついに無言となった。その時であった。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!


「!」

「何の音?」

「またオウガがいやがらせに来たか?」

ギルド内にいた全員、外に出て見た。

「あ・・・あれは・・・!!」

「オオ!!?」

空の上にあるものが見えた。

青い天馬(ブルーペガサス)のクリスティーナ改!!!?」

それは、青い天馬(ブルーペガサス)が7年前の六魔将軍(オラシオンセイス)打倒の為に持って来て、
破壊されてしまったが、リオン達の協力により、ニルヴァーナを攻撃し、撃墜した。
あれから7年の時が経ち、クリスティーナは改良されて、クリスティーナ改となった。

「くん、くん、くんくん、くんくん。辛気くさい香り(バリファム)はよくないな。とう!」

「!」

キィーーーーーーーーン!ゴシャ!!

「メェーン!」

「「「「落ちんのかよっ!!!!」」」」

マックス、ウォーレン、リーダス、ビジターがそう言う。
そして、この落ちてきた男は・・・。

「あなたの為の一夜でぇす。」

髪の毛が長くなった青い天馬(ブルーペガサス)の中でもかなりの実力者、一夜であった。

「オマエ・・・!」

「一夜様、気持ちはわかるけど、少し落ち着いたら?」

「俺・・・空気の魔法使えるし。」

「みんな久しぶり。」

空気の魔法により、ゆっくりとクリスティーナ改から降り、マカオ達の元へある3人がやって来た。

「やあ。」

「ヒビキ!」

「フン。」

「レン!」

「マカオさん、また老けた?」

「イヴ!」

そう、六魔将軍(オラシオンセイス)打倒に一夜と共に来たヒビキ、レン、イブであった。

青い天馬(ブルーペガサス)、か・・・かっけー・・・!!」

「何なんだ一体・・・・・・。」

「ラキさん、相変わらず美しい。」

「お・・
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