希望皇
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、貴様が退学になりそうになっていると磯野から聞いてな。オレ自ら調査に赴いただけだ。それに貴様には借りがあるからな」
「僕もリベンジの機会があるのなら是非ともやっておきたかったからな」
目の前に立つのは知らぬ者は居ない伝説の決闘者の二人、海馬瀬人と武藤遊戯。会場中が熱気に身を任せる中、隣のツァンはガチガチに緊張して固まっている。
「ツァン、落ち着け」
「お、おおお、落ち付けって言われても。あ、相手はあの決闘王と海馬瀬人なのよ。無理、絶対にかt「信じろ」っえ?」
勝てないと言いそうになったツァンの言葉を塞ぐ様に大声を出す。
「信じろ、自分のデッキを。この一週間の事を。何より、パートナーのオレを信じろ。オレはツァンの事を信じる」
ツァンの左手を右手で握りながら決闘王達に対峙する。
「此所に居るのは決闘王でもなんでもない、ただの決闘者が四人だ。ただそれだけだ」
「まさしくその通りだよ。君もいつも通りのデュエルを行なえば良い。僕と海馬君は今回は彼に対するリベンジの為に来てるんだ。僕らは君らに対する挑戦者さ」
「覚悟しろ遊矢。オレの青眼達で貴様を葬る」
遊戯さん達がディスクにデッキをセットして自動でシャッフルが行なわれる。そして5枚のカードを引き抜く。
「ツァン、オレ達が勝つぞ」
「……うん、絶対に負けない」
オレ達もデッキをセットしてシャッフル後に5枚のカードを引き抜く。
「「「「決闘!!」」」」
順番は、遊戯さん、ツァン、海馬社長、オレの順番か。
「僕のターンからだ。ドロー、僕はイエロー・ガジェットを召還。効果でデッキよりグリーン・ガジェットを手札に加える。そしてカードを2枚伏せてターンエンドだよ」
遊戯&海馬 LP8000 遊戯手札4
場
イエロー・ガジェット ATK1200
伏せ2枚
初手としては手堅いな。後ろの2枚はおそらく攻撃反応型の罠と召還反応型か?とりあえずは気にしておくが次はツァンのターンだ。
「私のターン、ドロー。よし、私は手札より真・六武衆―カゲキを召還」
「「真・六武衆!?」」
真・六武衆―カゲキ ATK200
「カゲキの効果発動、このカードが召還に成功した時手札からレベル4以下の六武衆と名の着いたモンスターを特殊召還出来る。私はチューナーモンスター、六武衆の影武者を特殊召還」
六武衆の影武者 ATK400
「また知らないカードが、まさか遊矢君のカードか」
「その通りだ。退学にはなりたくなかったからな。それに負ければパートナーも退学にすると言われれば本気を出すしか無いだろう」
「何?そんなルールになっているだと?」
「ええ、それも全校放送で生徒全員が知ってます。それを承諾の上
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