希望皇
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翻して立ち去ろうとする海馬社長が足を止め、ツァンの方を向く。
「貴様の名は」
「え?」
「名を聞いているのだ」
「えっと、ツァン・ディレです」
「その名、覚えておこう。凡骨よりは強かったぞ」
そう言って今度こそ海馬社長は会場から去っていく。
「相変わらずだね、海馬君は。ツァンさんだったね。僕も君の事は覚えておくよ」
遊戯さんもそう言って海馬社長の後を追う様に会場から出て行く。
「……え?私、どうしちゃったの?」
「伝説の決闘者二人に認められたんだよ。また出会う機会があればリベンジを挑まれるだろうし、たぶんペガサス会長にも知られただろうから冬休みにでも会いたいとか言われるだろうな。まあ、簡単に言えばデュエル界で一気に有名になるってことだな」
「ええええええええええ!?」
ツァンの驚く声も会場の喧噪の中に消えていく。
これからのツァンの人生は大きく変化するだろうな。今回の事もあるし、出来るだけフォローしようとオレは心に誓う。
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