第3話 対メカ戦術
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
。
「いけません」
そばにある椅子に座っていた、高野が牧石の言葉を否定する。
「今日は、放課後まで休んでいなさい」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
高級マンションの一室。
テーブルや床に散乱している書類。
散乱する書類の中心で、右手で顔を覆いながら考えごとをしているやせぎすの男、天野。
右手の指と指の間から見える視線は、憎しみと狂気で満たされていた。
「俺に、けんかを売るとは、良い度胸だ」
右手で隠すことのできない天野の口元は、残酷な意志が込められていた。
「打ち倒してやる。
この手ですべてを」
天野は、右手を前に出し握りしめた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ