第2話 合格発表の会場で
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
…」
牧石は、瑞穂の説明を聞くことなく、校門の方へ駆け出す。
言い訳なんて聞きたくない。
牧石は他の高校を受験していない。
牧石は二人のことを意識しながら、学校に通うことになる。
どう考えても、これからの高校生活に明るい希望など何もないのだ。
牧石は、校門を走り出してすぐ、右側から強い衝撃を受けた。
体が、急に宙を舞う中で、牧石の視線が衝撃を与えた対象に動いていた。
「トラックか……」
牧石の意識はここで途絶えた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
牧石は、前の世界での最後の記憶から、目の前の扉に意識を戻す。
「……」
牧石の目の前にある扉は、一向に開く気配を見せないでいる。
「……」
牧石は、未だに開錠されることのない扉を開けることを意識しながら、意識が回復したあとの事を思い出していた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ