機動戦士ガンダムSEED
0158話
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コンテナ開けぇっ! ストライクにはソードストライカー装備だ!」
マードックの叫び声が格納庫へと響き渡るのと同時に、ストライクにソードストライカーが装備される。一番目立つのはその右肩に背負っている対艦刀シュベルトゲベールだろう。その柄までを含めるとストライクの全高よりも大きい。また、左肩に装備されているブーメラン、マイダスメッサーも目を引く。
そんな様子を横目にしながら、俺は格納庫に置かれているトリケロスをブリッツの右手に装備させる。
「キラ、先に出るぞ」
「はい、僕もすぐに出ます」
キラへと断り、カタパルトデッキへとブリッツを移動させる。
「アクセル・アルマー、ブリッツ、出るぞ!」
その声と共にブリッツがアークエンジェルから撃ち出され、同時にアークエンジェルのゴットフリートからビームが放たれた。
敵機はイージスに、対艦・対拠点用の重装備をしたジンが3機の合計4機。
ゴットフリートから放たれた4条のビームだったが、敵は散開してそれを回避する。
「アクセルさん、お待たせしました!」
アークエンジェルから飛び出してきたストライクがブリッツの横に並ぶ。
「ブリッツの推力だとストライク程滞空時間のあるジャンプは出来ない。俺はアークエンジェルを足場にして戦うから、キラは積極的に攻撃してくれ」
「僕が!? ……分かりました」
モニタに映ったキラは頷き、その推力を使い空中へと向かう。それを迎撃するかのように、イージスと1機のジンが待ち受けている。そして残り2機のジンはアークエンジェルへと向かって来た。
こちらへと向かってくるジンは1機が巨大なミサイルを左右2発ずつの合計4発装備し、もう片方は巨大なビームライフルらしきものを装備している。
「ちぃっ、やらせるかよ!」
ジンがアークエンジェルへと向かって放った1発の巨大ミサイルをトリケロスに内蔵されている50mm高エネルギービーム砲で迎撃。ミサイルは空中で爆発する。
だが、もう1機の巨大なビームライフルを持ったジンがアークエンジェルの上にいるブリッツを回避するように下へと回り込もうとする。
「させるか!」
こちらを回避しようとしたジンへと向かい、ブリッツの左腕に装備されているロケットアンカー、グレイプニールを放つ。
有線で制御されるそれは、展開したクローがジンの右肩へと食らいつき、捕獲する事に成功した。
「こっちに……来いっ!」
ミラージュコロイドの影響により、5機のガンダムの中では最もパワー不足と言われているブリッツだが、それでもジンとは比べものにならない。そのパワーによりグレイプニールごと引き寄せられたジンへとトリケロスに装備されているビームサーベルを一閃する。
「ちぃっ」
巨大
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