ターン15 融合!英雄と騎士の意地!
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っちは単に実力の問題なのに」
「ありがとね、だってさ」
ちょっと得意顔になる彼女を見て、普通にアリだと思ったのはナイショ。ちなみにその頃ステージの中央では、十代と三沢が話し合っていた。
「へへ、お前とこんな早くに戦うことになるとはな」
「ああ、俺も驚いている」
「ところで、七番目のデッキはできたのかよ」
「いや、あれはひとまず保留だ。俺は俺のこれまでに作ってきたデッキを信じることにしたよ」
『…………ん?』
へー、じゃあ何を使うんだろ。これまで見たことがあるのは…………光の【電池メン】、水の【ウォーター・ドラゴン】だったけど、またそのどっちかだろうか。それとも、まだ見たことない他の属性デッキだろうか。わくわく。
『う〜ん、今更とはいえ一体どうなってんだ?もうこっからは全く先が読めねえな……』
もっとも、隣でウチの馬鹿がうんうん唸ってるせいでやかましくて今一つ集中できなかったけど。
「へえ、ちなみにどんなデッキなんだ?」
「いろいろ考えたんだが十代、俺がお前のデッキにメタを張って勝ってもそれは本当に俺が勝ったことにはならないからな。なるべく同じ条件の元勝ちたい………そう思った時、ぴったりのデッキがあることを思い出したんだ。このデッキは俺の名前と同じ大地のデッキ、地属性のものだ」
『地属性でHEROと同じようなデッキ………ああ、あれか。つーか【磁石の戦士】でも【妖怪】でもないのな』
「え、もう何使うかわかったの!?ところで【磁石の戦士】と【妖怪】って?」
「清明、いきなり何と喋ってるの?だってさ」
「え、ああ、なんでもないよなんでも!あ、ほら始まるよっ!」
慌てて話を振って、再び十代と三沢の方に注意を向けさせる。まったく、こっちの声は人に聞こえるんだからもっと気をつけとかないと。注意注意。
「俺のヒーローと同じような?おお、なんかワクワクしてきたぜ!」
「ああ、俺もだ!」
「「デュエル!!」」
「先攻は俺からだぜ!俺は、手札のクレイマンとバーストレディを融合!来い、ランパートガンナー!」
まず十代の場に先陣切って飛び出し防御の構えをとったのは、いかにもクレイマンとバーストレディの融合形態らしい攻撃的なんだか守備的なんだかよくわからない効果を持ったメカメカしい見た目の女性兵士。
E・HERO ランパートガンナー
融合・効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2000/守2500
「E・HERO クレイマン」+「E・HERO バーストレディ」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが表側守備表示の場合、
守備表示の状態で相手プレイヤーを直接攻撃する事ができる。
その場合、このカードの攻
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