第5話〜第1層攻略前日+α〜
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俺の勘違いから1ヶ月が過ぎた頃、ついに第1層の攻略が開始されようとしていた。
ちなみにあの時たまたまいた謎のプレイヤーはキリトという名前だった。
折角だったからフレンド登録しておいた。
「しっかし、あいつ強かったな〜」
そうなのだ。人間とは理性をなくし本能だけで動作をするとき通常とは比べ物にならないほど
の結果を残すのだ。
「あの時のライト君は本能の赴くままって感じだったけどね〜」
そんな俺と渡り合ったあのキリトはどのくらいの強さなのだろうか。考えただけで震えが止まらい。
「どうしたのライト君?急に震えっちゃったりして」
アンズは俺のことを心配してくれている。
・・・・あの時のことを俺は覚えていない。これが理性を無くした時のデメリットだ。
じゃあ何故キリトと戦ったことを覚えているかというと、
「あの後戦ってもらったからだ!」
すると、何故かアンズが不思議そうな顔をして
「誰に話しかけてるの?」
そう言ってくる。あれ?アンズは知らない?
「・・・・い、いや。なんでもない。唯の独り言だから・・・・」
俺はそう言って誤魔化した。だってそうするしかないだろう?知らないんだからアンズは。
「そう・・・・やっぱり、大丈夫?」
どんだけ心配してんだよ。俺ってそんなに変かな〜。
「いや大丈夫だから。もう忘れてくれ・・・・」
俺たちはそんな会話をしながら今回第1層攻略会議が開かれる広場へと歩んでいた。
そんなこんなで広場へとたどり着いた俺たちは見知った顔・・・キリトを探した。
「おっ!いたいた」
俺はおーいと言いながら隅っこにいる奴に駆け寄っていく。たぶん苦手なんだろう。こういうの。
「おっ、ライトもアンズも来てたのか」
そんなやり取りをしながら時間は過ぎていき・・・・ついに第1層攻略会議は始まった。
攻略会議は30分ほどで終わった。途中なんかトラブルが起こったがまあ良しとしよう。
ちなみに内容はこうだ。
1.ボスの前の扉を見つけた
2.明日攻略に行く
3.そのためにパーティーを組め
ということだ。ちなみに俺のパーティーメンバーは、俺、アンズ、キリトの3人プラス
あぶられてた(本人は否定)女性プレイヤーの4人だ。
「ついにボス攻略か〜」
俺は気だるげに言う。だって本当にだるいんだもん。
「そんなこと言うなよ、この世界にいるプレイヤーを助けるためだろう?」
そんなことを言うのはキリトだ。
「・・・・・・まあ、な」
俺がそう言うとアンズは俺に質問してくる。
「どうかしたの?攻略会議の途中からちょっとおかしかったけど・・・
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