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謝罪
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?VRMMOだよ」

 そう言うとゲツガはハッと気付きなるほどと頷く。

「その手があったか……」

「じゃあ、頑張れよ。後はお前がやることだ」

 そう言って和人は部屋に戻って行く。優も立ち上がり直葉の部屋の扉をノックする。

「スグ、アルンの北側のテラスにいる」

 そう言って優も部屋に戻った。そして再び仮想世界へと向かった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 再び目を開けるとそこは先ほどまでいた世界樹の扉の前だった。

「おう、ゲツガ。遅かったな」

「ああ、ちょっとあったからな、それから悪いな。考えるのつき合わせちゃって」

「ガラでもないことするんじゃねえよ、気持ち悪い。それよりも、伝えたのか?」

「まあ、一応。これから、この樹の北にあるテラスに来てくれって言っといた。まあ来るか、わかんないけど」

「そうか、じゃあ行くか」

「ああ」

 そしてゲツガとキリトは世界樹の北へと向かう。世界樹の外周はとても広かったが、素早く飛んで北のテラスに降り立った。そして、ゲツガはテラスから景色を眺める。前の世界には無い景色。だが、その景色はどこと無く懐かしさを持っていた。

『やっぱ、ここがSAOサーバーのコピーだからかな……』

 そう思いながら景色を眺め続けること数分、二つの羽音が耳に届く。どうやら来たみたいだな。ゲツガは振り向いてその方を見る。そこにはリーファとスイルベーンの旅たつ前に一緒にいたレコンという男がいた。

「……よう」

 ゲツガは強張る筋肉をどうにか動かして微笑する。

「お待たせ」

 リーファも笑みとともに言葉を返す。しばらく、二人の間に沈黙の空気が流れる。

「スグ……」

 ゲツガは名前を呼ぶとリーファは手を上げてそれ以上言わないでというように遮った。そしてリーファは口を開く。

「ねぇ、優君……試合、してもいいよね?前に言ったでしょ?あたしが強くなったら一度くらいは剣で勝負してくれるって……」

 そう言ってリーファは腰に下げている長刀を手に掛ける。ゲツガは一度は目を見張るがすぐに微笑んで言った。

「そういえば、そんなこと前に言ってたな……いいぞ、スグ。相手してやる。キリト!剣をくれ!」

 そう言うとキリトは、そらよと言って背中に持っている巨剣を放り投げた。ゲツガはそれを掴んで逆手持ちに切り替える。

「本気で相手してやるからスグも全力で来い」

 ゲツガは今までと比べ物にならないほどの闘士を出す。それに蹴落とされまいとリーファは踏ん張っていた。

「さすがだね……優君は……でも、これくらいじゃ負けない!いくよ、優君!!」

「ああ、来い!!」

 そしてリーファとゲツガは同時に地を蹴る
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