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魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
原作前に小学校に入ろう
食料的な意味で
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第三十六話 食料的な意味で


「おにぃ、準備かんりょーだよ!」

少し待っていると、ドアから顔を出して美愛が言った。

「了解!じゃあみんな、玄関に出てくれ!」
『イエッサー!』

そう言って僕たちは急いで玄関に出る。


「なあ、陽龍?」
「どうした、慎吾。お腹痛いのか?」
「違うわ。これ、なんだよ」

慎吾が指差すのは木で出来た荷台のようなもの。

「運びますよ!二号くん」
「これが!?」

ジャジャジャジャーン!
衝撃の事実!

「ほら、そんな遊んでないで早く乗ってくれ。朝の会に間に合わない」
「マジかよ・・・」

みんなはブツブツ言いながらも荷台・・・じゃないや。運びますよ!二号くんに乗り込む。

「全員乗ったね?じゃあこの重りとドラゴンを頼んだ!」

僕はそう言って美愛に渡すとドラゴンが暴れそうなのでアリサに投げ渡す。

「キュク!?」
「きゃあ!動物を投げるなー!」
「じゃあ行っくぞー!」

そして後から聞こえてくる声を意図的に無視し、全力ダッシュで車道を走り出した。

「な、なんだこのスピード・・・普通の車と同等・・・いや、それ以上か・・・?」

慎吾がなにか言ってるけど聞こえなーい。


あれから数分後、朝の会の少し前に僕たちは教室にいた。

「あー、なんとか間に合ったな」
「おえっ、吐きそう・・・」
「はふぅ〜、以外と楽しかったね〜?」
『それはない』

二号くんから降りたあとの感想は人それぞれだった。

「きゅ、きゅぅ・・・」
「おぉ・・・ドラゴンがちょっと窶れたきがする・・・」

そんなどうでもいい話を僕たちは周囲の視線を気づかないふりしながらしていると、ドアを開けて奈々ちゃんが入ってくる。

「みんな、おはよー・・・って、陽龍くん、ナニそれ」
「捨てられてたんで拾ってきました。登校中に」

もちろん嘘だが。

「・・・そう、なんかもういいわ」

ついに奈々ちゃんに諦められてしまった・・・。


「それじゃあ授業を___」

始めずにに放課後♪

「ええ!?」

いや、だってメンドイじゃん。

「それが本音ね!?」

そうですがなにか?

「開き直った!」
「とま、そんなこんなで今日は何する?」

僕がそう言うと、帰りの準備をしていた慎吾が、またお前たちの家?とかほざいていた。
却下に決まってんだろうが、アホやろう。

「じゃあ慎吾の家とかは?」
「え?俺んち?」

美愛の言葉に慎吾は戸惑う。

「んー。慎吾の家ってどんなのかなーって。アリサとすずかはお嬢様だから豪邸だとして、なのはの家はもう行った。あと行ってなくて予想ができないのって慎吾の家だけだから
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