第一話 プロローグ
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!!」」
「よし!」
体をシャワーで流した俺も湯船に入った。うん流石に大人一人に子供二人でもキツイな。
だから、右太腿に優斗を乗せ、左太腿に聖を乗せた。コレで少しはマシになった。
「パパ」
「うん、聖どうした?」
「おせなかながしていい?」
首をちょこんっと傾げて聞いてくる聖に俺の目と鼻から愛の汁がドバドバと流れた。
(ああ〜湊。俺は今死んでも悔いは無い!!!!!)
(隼君、今死んでコッチニ来たらOSHIOKIですよ♪)
もの凄い寒気が全身を駆け巡った。うん、俺の聞き間違いだよな……聞こえる筈が無いよな……うん! そうだ、そうに決まっている。
そんなこんなで、聖に背中を流してもらい。三人で順番に洗いっこをして風呂を出た。
居間のテーブルを片づけ、敷布団をと掛け布団を取り出して床に敷いた。
「聖。優斗。歯ぁ〜磨いたか?」
「ブイ!!」
「うん」
テンションの差が天と地だなこりゃあ。今日は疲れたし、酒も飲まずに俺も一緒に寝るか。
部屋の電気を消し、俺の両腕を枕にして寝る聖と優斗。
「おやすみ」
「「おやすみなさい」」
聖と優斗が寝付くのを待って
「湊。おやすみ」
瞼を閉じて、俺も寝た。
翌朝。
携帯のアラームが鳴り、あまりの五月蝿さに叩き起こされる俺ら家族。そんな俺らの第一声が『おはよう』じゃ無く。
「「「ここどこ?」」」
彼らの目に飛び込んできたのは、辺り一面の木だった。
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