十四話
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ロックには不正を働く人はいませんでしたから。他のブロックにはいたみたいですけどね」
それと、二人は組織を薄暗い組織みたいに思ってるみたいだけど、別に後ろ暗い事はない。組織はただ、IMCSでの不正を許さない。見つけ次第、断罪する。それが役目なだけ
「クロム。お前はなんでそれをあたし達に……?」
少し怪訝そうな表情でこちらを見るノーヴェさん
「ノーヴェさんにアルピーノちゃん。貴方達二人なら、間違っても秘密はもらさないだろうと踏んだんです。一応、信用してるんですよ」
「信用って、そんな会って一日も経ってない相手を……」
まぁアルピーノちゃんにおいては直感だけどね
「これ以上は僕でも話せません。いくら聞かれてもね」
色々と機密事項に引っ掛かるからね。それは除名されても話しちゃいけないし
「じゃあ、さっき話した事は秘密でお願いします。あと、アルピーノちゃんはもう除名名簿とかも見ちゃダメだよ?」
それだけ言い残し、僕は森の中に戻り、アスの魔力を辿ってアスを追った
「あ、いた」
さっきの場所から五分くらい移動したところにいたアス。結構、奥の方に行ってたんだね
「アス」
「ん……。来たか」
自分の周りにターゲット用のシューターを浮かべ、練習をしていたアス
「ゴメン。少し遅くなっちゃったね」
「いや、気にはしない……。それより、時間が惜しいから始めるぞ」
ターゲット用のシューターを回収し、息を整える
「そうだね。もう、二時半だし」
朝方に戻るのなのはさん達に見つかる可能性があるから、そこまで時間もないしね
「雷装」
昼間同様に雷装を展開し、アスと対峙する。
「でも、アスは明日の陸戦試合もあるんだし。そこまで長くは出来ないよ」
「確かに、誰と戦うにもよるが、楽しみだしな……」
珍しくウキウキしているらしい。まるで遠足前日の子供だね
「だから、短時間に色々と詰め込んでいくよ。もちろん、僕もお昼以上の力を使う」
お昼は少ない魔力消費を限界まで使ったからね。これなら、アスもついて来れるか、来れないか
魔力をさらに使った事により、回りでバチッバチッっと電気の起こる音がいくつか聞こえる
「さぁ死角のない相手にどう攻める?アス」
「……ハードなこった……!!」
昼とは違い30分1セットで繰り返していたところ、五戦目を終えた瞬間、アスが倒れた。ヤバいと思ってすぐに駆け寄る
「アス!大丈夫!?」
「あー……。悪い、また魔力切れだ……」
ほっ、良かった。昼間の疲労が残っててそれえ倒れたのかと思った
「じゃあ、はい。タオルとドリンク」
タオルを目のところにかけ、ドリンクを口に突
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