暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはvivid 車椅子の魔導師
十四話
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ロッジ内、僕とアスの部屋

「アス…。どう?」

「大体は回復したな……」

僕とアスはベッドに寝転がりながら、魔力回復に努めていた。でも総魔力量の多い僕はほとんど回復出来ずにいる

「かれこれ一時間。やっぱり自然回復には限界があるね」

「ああ。お前は特にな……」

やっぱり魔力を限界まで使うなんてバカなマネだったかなー。ここまで回復しないなんて

≪マスターもアス様も加減を考えないからですね≫

≪その通りです≫

デバイス二機にもダメ出しをくらう始末……

「お昼ですよー!!みんな、集合!!」

外からメガーヌさんの声が聞こえた。もう昼食の時間らしい

「残りは食事をして、だね」

「そうだな」

部屋から出て、ロッジの外に出ると、みんなが用意をしているところだった

「あ、クロムくん!アスくん!」

僕達を見つけたミルテがこちらに駆け寄ってくる

「なんで川遊びに来なかったの!」

「「自分達の精神と身の為」」

見事にハモった僕とアスの思考

「むぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

盛大に頬を膨らませるミルテ。いや、そんな表情で見られても……

「あれ?クロムくんとアスくん。川の方に行かなかったの?」

なのはさんがこちらにやってくる

「え、ええ。流石に同年代の子達ですので、僕とアスは遠慮させていただきました」

「えー?なんでかな〜?」

その質問には答えかねます。なのはさん

【≪正直に答えたらどうです?僕は性欲が強くて、欲情しちゃうので遠慮しましたって≫】

【とりあえず根も葉もない事実無根な事を口走るのは止めようか。本格的にバラすよ?】

その一言で沈黙したロンド。誰が性欲が強いだ……

「ダメだよ。なのは。クロムとアスは思春期の男の子なんだから、そこはわかって上げないと」

「あ、そっか」

フェイトさんの言葉で納得した様子のなのはさん

「ミルテもダメだよ?ちゃんと男の子の気持ちを考えてあげられなくちゃ、ね?」

「はい……」

少し落ち込んだ様子のミルテ。でもまだ怪訝そうな表情だ

「うん。この話はもうおしまい!さぁご飯食べよう、ね?」

フェイトさんに促され、僕達三人も席につく

ミルテはアインハルトさんの隣に、アスはウェズリーちゃんの隣に、そして僕はアスの隣に。

一番端なのは、邪魔になるから

「じゃあ、今日の良き日に感謝を込めて」

『いただきます!!』

みんな、各々のペースで食べ始める

「美味い……!!」

「うん。美味しいね」

このソースが効いてるね。あとでメニュー教えてもらおうかな?


食事が終わると、次はみんなで食器と使った器具の片づ
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