十四話
[1/12]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
ロッジ内、僕とアスの部屋
「アス…。どう?」
「大体は回復したな……」
僕とアスはベッドに寝転がりながら、魔力回復に努めていた。でも総魔力量の多い僕はほとんど回復出来ずにいる
「かれこれ一時間。やっぱり自然回復には限界があるね」
「ああ。お前は特にな……」
やっぱり魔力を限界まで使うなんてバカなマネだったかなー。ここまで回復しないなんて
≪マスターもアス様も加減を考えないからですね≫
≪その通りです≫
デバイス二機にもダメ出しをくらう始末……
「お昼ですよー!!みんな、集合!!」
外からメガーヌさんの声が聞こえた。もう昼食の時間らしい
「残りは食事をして、だね」
「そうだな」
部屋から出て、ロッジの外に出ると、みんなが用意をしているところだった
「あ、クロムくん!アスくん!」
僕達を見つけたミルテがこちらに駆け寄ってくる
「なんで川遊びに来なかったの!」
「「自分達の精神と身の為」」
見事にハモった僕とアスの思考
「むぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
盛大に頬を膨らませるミルテ。いや、そんな表情で見られても……
「あれ?クロムくんとアスくん。川の方に行かなかったの?」
なのはさんがこちらにやってくる
「え、ええ。流石に同年代の子達ですので、僕とアスは遠慮させていただきました」
「えー?なんでかな〜?」
その質問には答えかねます。なのはさん
【≪正直に答えたらどうです?僕は性欲が強くて、欲情しちゃうので遠慮しましたって≫】
【とりあえず根も葉もない事実無根な事を口走るのは止めようか。本格的にバラすよ?】
その一言で沈黙したロンド。誰が性欲が強いだ……
「ダメだよ。なのは。クロムとアスは思春期の男の子なんだから、そこはわかって上げないと」
「あ、そっか」
フェイトさんの言葉で納得した様子のなのはさん
「ミルテもダメだよ?ちゃんと男の子の気持ちを考えてあげられなくちゃ、ね?」
「はい……」
少し落ち込んだ様子のミルテ。でもまだ怪訝そうな表情だ
「うん。この話はもうおしまい!さぁご飯食べよう、ね?」
フェイトさんに促され、僕達三人も席につく
ミルテはアインハルトさんの隣に、アスはウェズリーちゃんの隣に、そして僕はアスの隣に。
一番端なのは、邪魔になるから
「じゃあ、今日の良き日に感謝を込めて」
『いただきます!!』
みんな、各々のペースで食べ始める
「美味い……!!」
「うん。美味しいね」
このソースが効いてるね。あとでメニュー教えてもらおうかな?
食事が終わると、次はみんなで食器と使った器具の片づ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ