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レンズ越しのセイレーン
Mission
Mission7 ディケ
(9) キジル海瀑 A~ガリー間道
[後書き]

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 ルドガーとエルの絆イベント回でした。
 実を申しますと作者どうしてルドガーがエルをあそこまで大事に想うのか書き始めた当初はよくわかってませんでしたが、ここのとこエルの健気さとか我慢強さとか凛々しさとかがわかってきた気がしております。ルドガーも今回の一件で気づいたんじゃないでしょうか。
 相手が自分を見る「目」で、ガツンと、一瞬で、相手が自分をどう思ってるか分かる瞬間ってありませんか?

 ょぅじ…ゲフンゲフン、エルの力で百人力のルドガー君、ついに兄さんと向き合いました。ここまで実に長かった……
 まだ世界のためとは思えないルドガーですが、やり始めた以上投げ出すなんてしたくない、という小中学生のスポーツみたいな動機でエージェント続行です。ユリウスも理解を示します。ユリウスからの胸コツンは男兄弟ならではのシーンですので書いてて実に萌えました。

 そんな明るい表舞台に一人上がらず、本日の結果を悔いるオリ主。彼女にとっての分岐点は、ルドガーたちほど希望的な形では訪れてくれませんでした。

 次章は完全オリジナルになります。しばらくは番外編を上げてユリウスやアルヴィンとの絆イベントをこなしていきたく存じます。
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