第13話
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悠斗side
昨晩はフランク中将に盛大な歓迎会を開いてもらった。歓迎会ではドイツの英雄と言われるフランク中将の友人の将軍達と様々意見を交わした。
フランク中将の友人だけあって将軍達は皆聡明で実力のある方達だ。
他にもドイツ連邦共和国の有力議員等様々な方と酒を酌み交わした。
(フランク中将は酒に強い方だな。まさか、あれだけの量を飲まれるとは)
フランク中将とビールを飲んでいたが、フランク中将と樽に入っていたビール(米国の液量バレル計算で約117リットル)入っていた樽を2つ程開けてしまった。
まあ、樽事態は20樽程有ったから問題は無いのだが。流石に3樽目に突入しようとしたら、フランク中将はクリスに止められていたな。
俺はマルギッテに止められてしまったしな。
(ビールだけでは酔わないんだよな)
マブラヴの世界では浴びるほど飲んでいた正で、アルコールに耐性が出来てしまい今では酔うためにかなりの量を必要としてしまう。
俺は今、フリードリヒ邸の庭で身体を動かしている。まあ、軽い訓練みたいな事をしているのだ。
「せい!はあ!でりゃ!」
脳内でイメージした師匠に正拳放ちガードされる。次に裏拳を放つがやはり裏拳で返される。互いに一歩踏み込み蹴りを放つがぶつかり合い、バックステップで距離を取る。
(やはり、師匠は強い!隙が無い。だが、イメージの師匠すら倒せないでは、本物の師匠に笑われてしまう!負けられん!)
俺はイメージした師匠と拳の撃ち合いになる。
俺の拳が師匠の顔面に刺されば、師匠の拳が俺の顔面を捉える。
双方一歩も譲らずひたすら拳と蹴りの応酬が続く。やがて、師匠の体勢が崩れてきた。
(これで極める!!)
俺が力を込めた一撃は師匠を吹き飛ばした。イメージした師匠はそのまま消えて行った。
『パチパチ』
「素晴らしい動きですね悠斗」
「うん?ああ。マルギッテか。おはよう」
いきなり拍手が聞こえたので振り替えると、そこには軍服を着たマルギッテがいた。
「昔と比べて更に強くなった様ですね。あれだけの早さで攻撃されれば、常人ならば相手にならないでしょう」
「そりゃそうだ。イメージした相手は俺の師匠だからな。戦車位なら素手で簡単に撃破するぞ」
少なくとも、モース硬度15以上あるBETAをいとも簡単に撃破しているから、戦車位じゃ相手にすらならないだろうけど。
マルギッテは目を光らせた。
「成る程。悠斗の師匠は余程の武人なのですね」
「そうだな。俺が尊敬する人物だからな」
「そうですか。悠斗。久しぶりに私と手合わせ願えませんか?」
マルギッテは何処からかトンファーを取り出して構える。やる気満々だ。
(さて、相手をしてやりたいの
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