白×2の料理タイム
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?」
「え、でもシオンは、ってあれ?」
そう言われているシオンはすでに着替えが完了していた。
「ん?どうしたキリト?」
「いえ、何でもないです・・・」
「そうか。で、アスナ。何作る?」
「そうねー。うーん・・・」
「お前の作るメニューによっては、こっちも色々と考えるから」
アスナがしばらく悩んでから結果、シチューを作ることになった。本人曰く、「“ラグー"煮込むというくらいだからね♪」だそうだ。
シオンも悩んだ結果・・・。
〜数分後〜
美味しそうな香りが部屋を包みはじめた。
アスナはシチューができたらしく、棚から皿を取り出した。シオンもできたので皿を取りだし盛り付けた。
「よし!完成かな。おーいアスナー!そっちはどうだ?」
「うん!こっちもできた!」
「よし、それじゃテーブルに運ぶか。キリト、手伝ってくんね?」
「りょーかーい」
完成した料理がテーブルに並んだ。こうしてみるととても見栄えがいい。
「ところでシオン。お前なに作ったんだ?」
テーブルに皿を並べながらキリトが尋ねてきた。
「なに作ったと思う?」
「・・・パンだな」
そう、そこにはアスナの作ったシチューとそのとなりには小さなパンがあった。
「ああ、パンだな」
「シオン君、たぶんアレでしょ?」
「言ってみ♪」
アスナはシオンの耳元でキリトには聞こえないように言った。
それを聞いたシオンは口元に笑みを浮かべ、
「正解!」
「やった!」
「おいおい、なんだよ二人して。俺にも教えてくれよ!」
「まあまあ、食べてからのお楽しみってことで。それじゃ、いただきます!」
アスナとシオンはそれぞれ行儀良く手を合わせてから食べはじめた。キリトも渋々食べることにした。
シオンはまず、アスナの作ったシチューを食べることにした。
「うん、おいしい。さすが完全習得した人の作ったやつはうまいな」
「ふふっ、ありがと。シオン君のもおいしそうだね」
「おい、シオン。いい加減教えろよ」
キリトは不満そうにいってきた。
シオンは苦笑しながら、
「そうだな。いつまでも言わないままじゃキリトも食ってくれないか。それじゃあキリト、そのパンを摘まんでみ」
「こうか?」
そう言ってキリトはパンの上の出っ張りを摘まんだ。
「そっ。そのまま上に引いてみな」
そう言われるままキリトはパンを上に引くとそのパンはふたのようにパカッと外れ、残されたパンの中には白いなにかが入っていた。
「まあ、食べてみな」
キリトはスプーンでそれをすくい口に入れた。
「こ、これは!」
「もうわかっだろ?」
「グラタ
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