7*近衛隊総決戦
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
認めてくれないしょ。
「…異議があります、姫。
本当に彼に我々に教えるだけの実力はあるのですか?
昨日の試合は確かに凄かったですが、我々は姫を護る者。
基本的に守りであり、試合のように攻める者ではありませんし、一対一とも限りません。
いくら強くとも、守る事が出来なければ意味はありません。」
ほら、ムーさんはわかっている。
冷静に物事を判断し…………あれ、なにその「待ってました」的笑顔は。
「ふっふっふ、なら一つ、試してみようではないか。」
あれー?
**************〓☆
愚かなる我が主人の提案したことはこうだ。
自分対近衛隊でゲームをして、自分が勝ったら認めてもらう。
単純明快、わかりやすい。
ちなみにルールは
・お昼までに自分が捕まったら負け、逃げ切れば勝ち
・逃げる範囲は中庭(コロシアムと広い庭園)だけ
・自分の持ってる“姫様人形”(等身大)を奪われても自分の負け
つまり変則鬼ごっこ的な?
ちなみに負けると姫様が“お仕置き”をくださるらしいので、真面目にやります。
そして今現在、開始してから一時間は経過しております…が
開始時間がだいたい八時くらいなんよねぇ
つまり残りは三時間。
キッツ!
ちなみにいま自分は庭園の土の中に居ます。もちろん姫様人形とともに。
これぞ忍法土遁・心○斬首の術!
…ちと違うか?
しかし、みなさんどうしてるかね。
「・・・・しずか・・よ・」
土の中だと外がみえんで暇で暇で。
「・・・ここ・・・・・みんな・」
音だけは聞こえるけどそれだけ…なんだ?
「・・・・いい・・・わた・・・掘るか・」
…まてよ、確か隊長、見た目からして犬よね。
つまり………ヤバッ!
「・・・いく・・・・・逃げたか…」
…あっぶね、も少しでみつかるとこしった。
にしてもテレポートはつかえるな。
さすがレベル7、だてにバ○ルにいるわけではないな。
ちなみに自分はいま、なんかの木の上にいる。
白い花の咲いた、綺麗な木だ。
さて、次はどこにかく「見付けた!」見つかった!
弾けるように木から飛び降りた。
すると、自分のいたとこになんかツルのムチ的なのが飛んできた。
「ちっ!」
…テトラくん、やっぱり君は副隊長と同類なんだね。
つかなんでわかったんよ。
「…あ、なんでわかったかわからないって顔ですね。
いいでしょう、教えましょう。
僕たち花妖精は、草花と会話出来るんです。
そして、さっきの木から変な人がいるって言われて見たらたまたまいたんです。
まぁ植物たちも気が向いたらしか話してくれませんがね。」
気が向いたらって
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ