旧校舎のディアボロス編
これでも友達・・・みたいな?
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呟くなり羽根をはためかせてどこかに消えてしまった。
そして入れ違いに現れた一つの赤い・・・いや、紅い魔法陣。
「私を喚んだのはあなたたちかしら?」
そう言って僕たちの方を見るのは、魔法陣と同じ紅い髪を持つ女性。
「違います。喚んだのはそこで腹貫通されてビクビクしてる変態です。僕たちにはすることないんで、なんか助けてあげてください。一応友達で、死んだらこの子が悲しむんで。じゃあ僕たちは帰りますね」
僕は言いたいことだけ言ってそそくさと立ち去る。
「ばいばい、イッセー・・・。また、明・・・日」
その様子に驚き、硬直していた紅い髪の女性は少ししたら意識を取り戻し、死にかけのイッセーに紅い何かを埋め込み、引きずって退却していた。
友情の欠片もなかった。
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