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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
手をつなごう
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妖精の尻尾《フェアリーテイル》へ!!!!」

エルザさんが大声でそう言う。

「コージにウェンディ!!!アンタ達、竜と話せるんじゃなかった?」

「何とかならないのぉ〜!!」

シャルルとミントがそう言う。

「私達が話せる訳じゃないよ!!竜はみんな、高い知能を持っている!
 あの竜だって、言葉を知ってるハズ!!」

ウェンディが2人にそう説明をする。

「あのドラゴン・・・俺達の話を聞く気はないぞ・・・。」

「え?」

「あの竜の目・・・まるでムシケラを見る様な目だ・・・!!」

俺には少しわかる気がする・・・あのドラゴンは・・・・・・
俺達を殺そうとしている・・・まるで遊んでいるかの様な感じで・・・!!!


ドオッ!!


「きゃああ!!」

「ウェンディ!!!」

ウェンディがあの竜のせいでこけた。たいしたケガではないが・・・

「ええい!こうなったら!!!」

俺は方向をあのドラゴンに変えた。

「くらぇ!!」

そして接近して行った。

「光竜の鉄拳!!!」

俺は光を宿した拳で、あのドラゴンを攻撃した。
相手はドラゴン!滅竜魔法が効くハズだ!!!
1秒、約7万キロの攻撃を受けろ!!!!










だが・・・!!!








ガァン!!!!


「ぐわああああ!!!!」


ドスッ!ドザァァァ!!!


「コージ!!」

「お兄ちゃん!!!」

「ウソだろ!!俺の光竜の鉄拳を・・・殴って・・・!!?」

ドラゴンは俺の光竜の鉄拳を簡単に殴り返したのだった。

「(しかも・・・今の攻撃・・・まだ本気じゃなかった気がする・・・!!!)」

どれくらい、アイツが強いか・・・わかってしまった気がする・・・!!!!

「お前・・・!!」

ナツさんが怒り、ナツさんもドラゴンに攻撃をしようとする。しかし・・・!!


ザン!


「じっちゃん!!!」

「マスター!!!」

俺達が今は知ってる方とは逆の方にマスターはいた。

「船まで走れ。」

マスターはそう言い、自分の魔法で体を大きくした。

ズガン!!!!

マスターはそのまま、ドラゴンを俺達の方へ来させない様に、
ドラゴンを取り押さえるのだった。

「ゴフッ!」

マスターの口から血が・・・!!!

「ムチャだ!!!かなう訳ねえ!!!」

「マスター!!やめてください!!!」

グレイさんとエルザさんはそう言う。

「走れ。」

マスターはそう言う。

「かくなる上は俺達も!!」

「当たって砕けてやるわーーーーー!!!」

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