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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
試験結果
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ら。」

「「コージ!」」

「お兄ちゃん!」

ウェンディ達がそう言う。

「どこ行ってたの?」

「いなくなったからウェンディが心配してたわよ。」

「しゃ、シャルル!」

「ちょっと初代の墓に、貸りたものを返しに行っただけだ。」

「「?」」

シャルルとミントは知らない様だな。 
 
「あの人のお陰で、ナツさん助かったし、俺達に協力もしてくれたよ。
 そこまで怖い人じゃないしな。」

俺はそう言う。

「コージの言う通りだ。いろいろ噂を聞いているだろうが、根は悪い奴じゃない。」

「「エルザさん!」」

後ろからエルザさんが言ってきた。

「ただ少し、不器用なだけなんだ。」

エルザさんがそう言う。

「はい!!!私、挨拶に行ってきます!!!」

「私も〜!」

「行ってくるわ。」

ウェンディ達はラクサスさんに挨拶しに行った。

「エルザ〜!」

「ルーシィ?」

エルザさんの名前を呼んだのはルーシィさんだった。

「ギルダーツ見なかった?」

「ギルダーツ?確かナツとハッピーと一緒に釣りをしに行ったぞ。」

「わかった!ありがとう!!行こう!カナ!!」

「う、うん・・・。」

ルーシィさんとカナさんはギルダーツさんに用があるのかな・・・あ!

「カナさん!」

「え?何?」

「あれ、初代の墓に返しておきました。」

「あ・・・。」

どうやら今思い出したのか・・・。

「ごめん・・・代わりに行って・・・って、あんた初代の墓知ってたの!!?」

「ええ・・・まぁ・・・。」

ルーシィさん達の話を聞いて、俺も理解して、先に行ったとは言えない・・・。

「あ、ごめん。私、ギルダーツにちょっと用事があるの。」

「ええ。いってらっしゃ。」

カナさんとルーシィさんはその場を後にした。

「ここにでも座るか・・・。」

俺は近くの木を背もたれにし、座った。

















少しして・・・

「お兄ちゃん。」

「ん?」

ウェンディが俺の所にきた。

「もう挨拶はいいのか?」

「うん。」

ウェンディは頷く。

「フリード、ラクサスの話しするの長かったよ〜。」

ミントはヘロヘロになっていた。

「ま・・・悪い奴じゃないわね・・・。」

シャルルがそう言う。

「(やっぱ、ウェンディがいると落ち着くな・・・。)」
























ゾク・・・


「!?」

「「コージ?」」

「お兄ちゃん?」

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