オカルト研究部
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駒王学園。一昨年から男女共学となったこの学園は、3対7で女子のほうが圧倒的に多い
そんな学園に先日の少年・・・神威 士郎は通っている
ちなみに2年生である。そして今、士郎の目の前には学園一のイケメンと呼ばれている木場祐斗の顔がある
「なんだよ木場。友達になってくださいっていう要件だったら他を当たってくれ」
士郎はめんどくさそうに手を振る
祐斗は冷たいなあなんて苦笑いしながら、士郎に言う
「リアス・グレモリー先輩がこの前のことについて話があるって言ってるんだけど・・・付いてきてくれるかな?」
うわ〜と士郎はとても嫌そうな顔をする
祐斗は苦笑い。士郎は考えに考えた末・・・
「・・・わかった」
そう言った。理由は簡単。このまま断り続けても、向こうは諦めずに何ども来る。士郎はそう考えたからである
祐斗は笑みを浮かべながら、士郎を旧校舎へと連れていくのだった
旧校舎に連れられた士郎は、オカルト研究部と書かれている扉の前で立ち止まっていた
祐斗は笑みを浮かべながら、扉を叩き、中へ入った
士郎も渋々と中へ入っていく
「部長、神威くんを連れてきました」
部長?と士郎が首をかしげていると、奥の椅子に腰掛けているリアスの姿が視界に写った
リアスは祐斗にありがとうと言って、士郎は正面のソファへと移動させられた
リアスの周りには祐斗や、リアスと同じく学園の二大お姉さまとして有名な姫島朱乃。そして学園のマスコット塔城小猫の姿もあった
「久しぶりね、神威士郎くん」
「そうですね。久しぶりですね、グレモリー先輩」
士郎はため息まじりにそう言う
リアスは目を鋭くさせて士郎に言った
「単刀直入に聞かせてもらうわ・・・神威士郎くん、あなたは何者?」
「ちょっと変わった人間です」
リアスの問いに即答する士郎
リアスはこめかみ辺りをヒクヒクさせながら、士郎に言った
「あのねぇ。ちょっと変わった人間が、私から逃げられるわけないでしょう」
「そんなこと言われましても・・・現に逃げれたんで」
リアスはため息を吐きながら士郎を見る
「この土地は、私が魔王様から任された土地なの。だから危険人物となりえるあなたを見過ごすことはできないわ」
なんだそれ。と士郎は心の中で呟いた
「では俺にどうしろと?死ねとでも言うんですか?」
「いいえ、あなたにはこのオカルト研究部に所属してもらいます」
「・・・・・・監視ですか」
士郎は呟いた
リアスは頷く。はぁ。と士郎は大きなため息を吐いた
そして思った。あの日買い物になんて行かなければ良かった。と・・・
リアスは笑みを浮かべていう
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